2014年2月16日日曜日

2/23は相談会です

来週、2/23(日)は久々の「パソコンいろいろ相談」です。
パソコンだけでなくタブレットやスマートフォンなど様々なデジタル機器に関して出来る範囲でフォロー致します。お気軽にお越しください。

2/23(日) 12:30~16:30
たけまるホール 研修室 和室A

教室Webサイトもご参照ください。来月の相談会の予定もございます。

今日は教室に来ておりますが、別の業務がやや詰まっておりますので、そちらを優先して作業中です。予約もありませんので...。

なので、GIMPのトーンカーブSIMフリーの記事はもし余裕が出来れば一つぐらいは更新したいなと思っていますが...。
無理かも知れません。

そして、明日は夕刻より長居で出張レッスンです。
生駒市以外の方も出張対応しますので、お気軽にご相談ください。

2014年2月11日火曜日

SIMフリーとは?

最近、よく色々な所で話題に上がってくる「SIMフリー」ってなんなんでしょう?

実は私もSIMフリー端末のユーザーですので、約一年半程使ってきた経験で、ちょっと色々まとめてみます。

●SIMとは?
SIMカード(シムカード、Subscriber Identity Module Card)とは、GSMやW-CDMAなどの方式の携帯電話で使われている電話番号を特定するための固有のID番号が記録されたICカード。(Wikipediaの「SIMカード」の項より) 
携帯電話やスマートフォンに小さなSDカードのような部品を差し込んであるのを裏蓋などを開けたりすると確認できたりしますが、あのカードがSIMです。(auなんかだとUIMなど別の名前になっていたりもしますが)
あのカードには様々な情報が記録されており、それを元に契約している通信サービスを利用できるようになっているようです。
日本ではあまり意識しませんが、他国が地続きになっているヨーロッパなどでは国をまたいでのモバイル利用も必要で、その為、このカードを交換すれば一台の携帯電話で複数の国の通信サービスを利用できるようになるのです。
なので海外の携帯電話は基本的に仕様が合えばどの会社のSIMでも利用できる「SIMフリー」端末が多く、日本のように携帯電話会社(キャリア)毎に仕様が制限されているような事はあまり無いようです。

●SIMフリー端末
上記の事があり日本では各キャリアのサービスに従って携帯やスマートフォンを利用するしか無かったのですが、MVNOという業態が徐々に大きくなるに連れSIMフリー端末が日本でも出回り始めるようになります。
MVNOというのは簡単に言うと大手のキャリアの回線を借りて別のサービスを展開する通信業者で、元のキャリアと異なり安価なサービスを提供しています。
ただ、サービス自体がデータ通信に特化していたり、安価な分だけ通信速度が遅かったり高速通信のデータ量制限が少なめだったりという制限はあります。
音声通話を利用しないパソコンを外でネットにつなげて利用するユーザーのモバイル機器などに主に利用されていますが、そこに「SIMフリー端末」が投入されていきます。
私の愛用するSIMフリー端末「IDEOS」

おそらくキャリアから借りているSIMを携帯電話のような端末で利用するには元々のキャリアの端末を利用するのが手っ取り早いのでしょうけれど、キャリアも自社サービスがあるのにわざわざ同業他社へのハードウェア供給などしないでしょう。
で、SIMの仕様さえ合致すれば利用できるSIMフリー端末が使われるようになってきたのだと思います。
主には海外で端末を多く流通させている中国・台湾・韓国またはヨーロッパの機種が多く、国産モデルは殆どありません。
写真の「IDEOS」はイオンでも取り扱われていた比較的メジャーな端末で、単体でのスマートフォンとしての使用やテザリングによるWiFiとしての利用も出来る便利な端末です。
ただ、端末も安価なので機能的にはかなり低いものになっております。

私も知り合いのツイートでこの端末を知り、ちょっと必要を感じていた事もあったので購入して今でも欠かせないものとして使っています。

この他に数機種程度しかこのようなSIMフリー端末は無かったのですが、この一年半のうちにどんどん増えて行き、今ではあのAppleもiPhoneとiPadのSIMフリー版を販売するようになっております。

●安価なSIMカード
SIMフリー端末が急速に増えてきた理由の一つが「安価なサービス」を利用出来るという点だと思います。
日本通信の提供する「スマートSIM」。
三段階の価格設定があり、それぞれにサービス内容が異なる。

例えば、スマートフォンの利用者なんかだと、音声通話は殆ど使わず、データ通信だけしか必要ないのだけれど、音声・データの両方が料金に含まれているので割高になってるという人も多いかと思います。
また、通話も最近はIP電話や音声チャットなどを利用するユーザーも多いのでより割高感はあるでしょう。
更にはLTEのような高速通信は不要だという人や遅くてもいいから安い料金で利用したいという人もいるでしょう。
MVNOの提供するSIMは多様なニーズに合わせたサービスを提供するものが多く、「なんでも出来る」キャリアのサービスとは異なり、「自分が欲しいサービスを選ぶ自由」が近年受け始めているように感じます。

ただ、このようなSIMを使用する際の責任はユーザー自身に大きくあり、ある程度のネットワークなどに対する知識やサービスへの割り切りが必ず必要になります。
ですので、単に安価さだけを求めると大きな失敗になる可能性が高いものだと認識しておく必要はあります。

だいぶ長くなりましたので、続きはまた後ほど。

2014年2月9日日曜日

レタッチ入門~トーンカーブ序論

GIMP講座、レベル補正が一段落してそのまま放置しておりました。(汗
まぁ、実際のところ、あれくらいが出来るだけでも写真は劇的に印象を変える事が出来るのですが、より高度な処理が出来るものに「トーンカーブ」があります。
次はトーンカーブの解説をしていきます。

●トーンカーブとは?
トーンカーブはレベル補正をより高度に設定できるようにしたもので、使い方によっては明るさ・コントラストの修正だけでなく、「ソラリゼーション」のような特殊な画像処理もおこなう事が可能です。

ソラリゼーションの例。
フィルムで言うネガとポジが合わさったような状態になる。

高度な事が出来る反面、概念がやや分かりにくい物でもあるので、簡易レタッチソフトなどでは採用されていなかったりするのですが、使い方が分かればレベル補正以上の表現が行えるようになります。

●トーンカーブの構造
GIMPで使われているトーンカーブをベースにその基本構造を確認してみましょう。
メニューバーの「色」→「トーンカーブ」でダイアログを開く事が出来ます。

これがトーンカーブなのですが、正確には中央にある右上がりになっている直線がトーンカーブです。
このトーンカーブは線上の任意の場所をドラッグする事で曲げる事が可能です。
この場合は中央の部分をドラッグして上にカーブを作りました。
このようにカーブを作って画像の「明るさ」を変更するのが基本的な使い方になります。
ちなみにこの状態だと、画像は「明るく」なります。

その原理を確認してみましょう。

トーンカーブは下と左側にあるグラデーションの意味が重要になります。
下側のグラデーションは入力と言い、加工する前の画像の最も暗いピクセルから最も明るいピクセルへのトーンの変化を表しています。
トーンカーブの後ろに画像のヒストグラムがあるので、レベル補正の理論が分かっていれば問題無く読み取れるでしょう。
特徴的なのは「出力」のグラデーションです。
この出力は「トーンカーブで加工した後」の明るさを示すもので、この出力を基準に全体の明るさを変更して行きます。
 トーンカーブが直線状態の時は入力と出力のグラデーション上の明るさが同じであるため、画像に変化は起こりません。
では、これを中央の部分を上に上げるようにドラッグしてみます。
カーブの形が変わります。
すると、入力の明るさは変わりませんが出力が大きく上にドラッグした分だけ明るくなります。
このようにして画像の明るさを変えるのがトーンカーブです。

で、更に特徴的なのが、両端の部分です。
変更前と変更後のトーンカーブの画像のカーブ両端、つまり最も明るい部分と最も暗い部分が「動いていない」事に注目してください。
つまり画像は明るくなるのですが、全体に明るくなるのではなく、ドラッグした部分を中心に「全体のトーン(明暗の変化)を大きく変える事無く明るくなる」のです。

実際にどのように変化するかは、今後実例を挙げながら解説していきます。

今回はここまで。

2014年1月28日火曜日

いろいろ相談会の日程

前回お知らせしました久々の相談会ですが日程が確定しましたのでお知らせいたします。

2/23(日) 12:30~16:30
3/16(日) 12:30~16:30
たけまるホール 研修室 和室A

以前と同じように生駒駅横の「たけまるホール」(旧・中央公民館)の和室にて行います。
当日はフォトレタッチを施したポストカードの展示販売なども考えております。

パソコンやタブレットPC・スマートフォンなどに関して疑問や質問などがありましたら、是非お越しください。
また、写真加工やネット・ビジネスソフトの活用などのご相談などもお受けします。

チラシによる広報はこれからになりますが、先行してブログで告知いたしました。

よろしくお願いいたします。

2014年1月26日日曜日

相談会やります(予定)

まだ申請段階で確定ではありませんが、2月と3月に相談会を久々に行います。
時期的には2月末と3月半ばの日曜の午後で会場申請中です。
詳細は追ってブログで発表して行きます。

会場は以前と同じ「たけまるホール」の和室を予定しています。

今回はポストカードの参考出品・販売なんかもやってみようかと思っていたり。

ただ、再開後のたけまるホールの状況が以前とちょっと変わっている(ように思う)のでこれから行う広報活動も以前とは異なる手法を考えなければ。

とりあえず、御報告まで。