2016年11月16日水曜日

Greenify

Greenify

個人的にはタブレットPC派なのですが携帯性を考えてスマートフォンも利用しています。
ただ、スマートフォンはデータ通信専用のSIMで運用しており、SMSや通話が出来ないようにしてあります。
ですので仕事やプライベートでの直接の連絡はフィーチャーフォン(いわゆるガラケー)を併用しております。
何故、電話の機能をスマートフォンで使わないのかというと、やはりバッテリーが携帯電話として致命的に持たないという点です。これはかなり大きいです。(後は料金的な面)
データ専用で運用して常に何らかの回線に繋がらないようにしていても、バッテリーは1~2日持てば良い方でしょう。もちろん大容量バッテリーの機種であればもう少し持つでしょうけれど、それより遥かに小さいバッテリー容量の携帯電話が2~3日以上使える事を考えれば、スマートフォンのエネルギー効率は決して良いものではありません。
iPhoneだと設定を色々工夫して少しでも長く使えるようにするのですが、Androidではそれとはまた別にアプリケーションでバッテリーを効率よく使う事が良く行われています。
ただ、これも一長一短で、アプリケーションの利用する効率化処理の手法によっては逆効果になったり、あまり変化が無かったりという事が多々あります。

幾つか使用してきたバッテリー効率化アプリの中でその機能的に最近よく使っているのが「Greenify」というアプリです。
 このアプリは海外のスマートフォンユーザーのレビュー動画でよく取り上げられていて、評価が高い事から知ったのですが、アプリの自動起動をキャンセルして休止状態にする事でいわゆる「バックグラウンド処理」を極力抑えてバッテリーの消費をセーブするというものです。
使い方も簡単で、起動後にタイトル表示の「+」ボタンを押してバックグラウンドで動く可能性の高いアプリを選択し、休止対象に追加するだけです。(自動処理のための権限追加の設定がありますが)
後は休止ボタン・休止ウィジェット・自動休止でアプリを強制終了させて眠らせるだけです。
休止したアプリは起動すれば普通に使用できます。

スマートフォンやタブレットPCは目に見えるインターフェースやアプリの動作以外に、例えばメールの自動受信やSNSアプリのプッシュ通知など見えない所で様々なアプリが動いて、メモリ容量やCPUパワーを消費し、それに伴いバッテリーも消費します。
よく原因不明のバッテリーの大量消費があったりしますが、殆どがこの「バックグラウンドプロセス」ともいえるアプリの暴走が原因だったりします。
この「バックグラウンドプロセス」を断ち切る「タスクキラー」と呼ばれるアプリも数多くあるのですが、これらの殆どが「休止」ではなく「待機」状態にアプリを処理するのでアプリ自体は起動しており、「処理を終了させてもしばらくすると勝手に再開する」のでその分タスクキルする度に逆にバッテリーを再起動の為に消費する事があります。

Greenifyは「休止」を行うので再度使用するまで完全に動作をさせないように出来るのですが、反面、休止させたアプリの「通知機能が完全に停止する」というデメリットもあります。
ですので、通知が必要なアプリに関しては休止させず、休止させても問題ないアプリを中心に利用する必要があります。

個人的にはリアルタイム通知やGoogleのサーバーへの自動同期などを普段は使っていないので出来る限りのアプリを休止対象に追加して眠らせております。
なので、非常に静かなスマートフォンになっております。
PCと同じように使えばそれでも問題ありませんよ。面倒に思う方も多いでしょうけれど。
それよりもこの御時世に「必要とする時に使えなくなる可能性の高い道具」になってしまう事の方が問題かと思っておりますので。

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