2014年12月23日火曜日

Widget Homeランチャー

Android端末はiPhoneなどiOS端末と異なり、基本がオープンソースなシステムなので、かなり自由なカスタマイズが可能です。

特にアプリケーション表示などを行う「ランチャー」というパソコンで言うところのデスクトップに相当する画面の種類を色々選べるのもAndroidならではの楽しみとも言えます。

また、このランチャーはユーザーの使い方に合わせて選ぶ事で、使い勝手の向上にもつなげる事が出来るかと思います。

例えば、Nexus7などのAndroidの標準ランチャーのインターフェース設計は、スマートフォンに関しては個人的には高機能過ぎて、逆に煩雑になってしまうような印象なので、もっとシンプルなインターフェースを持ったランチャーに変えると操作性が向上するようにも思っていたりします。

で、リリース当初から結構愛用していたのが、「Widget Homeランチャー」です。

「Widget Homeランチャー」を設定した画面。
様々なデスクトップアプリ「Widget」がタイポグラフィーで表示される。

Widget Homeランチャーは小さなアプリケーション「Widget」をデザイン要素として画面に配置し、非常にシンプルで美しいヴィジュアルと機能性を実現したアプリです。

スクリーンに配置するWidgetの数と種類・デザインを自由に組み合わせて、使い勝手の良いランチャーを作る事が出来ます。
複数のスクリーンの作成とフリックでの切り替えも可能。
ホーム画面の指定も可能。
また、下のブックマーク表示のようなAndroidの標準のWidgetの配置も可能。

各種設定用のドロワー。
最近のバージョンでは、背景画像の表示や透過、複数のランチャーアプリの切り替えなどが出来るようになっている。

レイアウト選択画面。
新規のスクリーンを作成する際に分割数のパターンを選ぶ。
基本がグリッドシステム的なレイアウトになっている。
また、レイアウトパターンの細かな作成も可能。

グリッド毎に色味を変えてみた例。
色だけでなく、複数の基本タイポグラフィーを組み合わせる事も出来る。

タイポグラフィーもベースが3種類。有料の追加デザインもあったりするので、気に入った構成も見つけやすいかと思います。
Widgetも時計・カレンダー・バッテリー・システム機能のオン&オフなどよく使うものばかりがセレクトされていて、ただ配置するだけで、操作性がかなり変わるのが体感できるかと。

大きく見た目は変わりますが、非常に面白いランチャーアプリですので、通常のホーム画面に飽きたら、試してみるのも一興かと思います。

2014年12月17日水曜日

Opera Max

教室ではスマートフォンやタブレットも取り扱っておりますので、役に立ちそうなアプリの紹介なんかもしてみましょう。

先ずは、最近、日本でのサービスが始まった「Opera Max」から。

パケットをご存知でしょうか?
よく「パケ死」なんて言ったものですが、大雑把に言うとネットを使った時のデータ通信量の事といえるでしょう。

ネットを使って様々なデータ通信、例えばSNSでのやりとりや、ホームページの閲覧、画像ファイルの転送、Youtubeの動画鑑賞などなどを行う際に、それらのデジタルデータはネットの回線という道路を通り易くするためにバラバラの断片に分解されます。その破片の事をパケットと言います。

画像や動画などデータが大きくなるものは大量のパケットを必要とし、テキストデータなどは少量のパケットで済みます。

現在ではスマートフォンなどでは定額制で無尽蔵にパケット通信を行うのが当たり前になっており、送受信するデータ量は数MB(メガバイト)/秒ぐらいは当たり前になっております。

かつての携帯電話のパケット通信料だと普通に一ヶ月で数百万円ぐらいは当たり前になる程の大量のパケット通信です。

なので、携帯キャリア各社は通信料の一ヶ月での上限を設定して、「利用し過ぎる」のを牽制しているのです。
そうしないと、モバイルネットワークが大量のパケットで埋め尽くされてしまいますので。

とは言え、スマートフォンも高機能化して、非常に解像度の高い画像を撮影できたり、長時間の高画質動画を記録できたりするので、必然的に扱うデータ量も大きくなっています。

そこで転送量の上限を少しでも気にせずに使えるように「データ量を軽減」するアプリが「Opera Max」なのです。

Opera Maxのメイン画面。
実際の通信量のうち21MBが「節約」されている。
(本来なら54.2MBの通信を行っているはず)

Opera Maxはインストールするだけで機能し始めます。
(ただし、起動時に使用の確認が行われます。)
後は、普通にスマートフォンを使うだけで、ある程度のデータ軽減が自動的に行われます。

Operaは元々Webブラウザ「Opera」を開発している企業ですが、モバイル機器用にリリースしている「Opera Mini」ブラウザがこのデータ軽減の機能を採用しています。
Opera MAXはこの機能を基本「全ての通信を行うアプリケーション」に拡張したものと考えるといいでしょう。
上の画像では「FlipBoard」や「Instagram」のようなアプリケーションのデータ通信が軽減されているのが分かります。

今月のデータ軽減の状況を一覧。
画像データを多く受信する「FlipBoard」の通信料が半分近く(緑が軽減分)になっているのが確認できる。

どうやってデータを削減しているのかというと、Opera Maxを起動すると通常の通信がOpera社のデータ圧縮用サーバー(通信基地みたいなものと考えるといいでしょう)を経由してスマートフォンに届くようになるのです。
サーバーでは画像データの不可逆圧縮や各種データの符号化というような処理を行う事でデータをコンパクトにしているようです。
そういう意味では意外にシンプルな構造の技術かも知れませんね。

しかしながら、完璧にデータ削減を行えるという訳ではありません。
上の画像でWebブラウザ「Chrome」と「ブラウザ」の削減幅があまり大きくないのが見えるかと思います。
また、「GMail」アプリは処理が行われていない様子です。

これは、セキュリティの掛かったネットワーク、例えば「https://」から始まるサーバーなどに対してはOpera Maxの機能が働かないためです。

また、画像データの非可逆圧縮処理を行い、「劣化」によるデータ軽量化を行うので若干ですが画像が荒れてしまいます。(ただ、見た目はあまり分からない程度です。)

後、状況によってはOpera社のサーバーへの接続が断続的に切断される事もあるようです。
これに関しては、私が未使用時に機内モードですべての通信を切断したり復帰させたりという事をして無駄な通信を行わないようにしているせいもあるかも知れません。

しかし、それにつけても、通信量が減るという利点は他に代えがたいものがあります。
私のようにSIMフリー機で高速通信が1GB/月のような場合は制限がかかるまでの期間を少し伸ばせるので重宝するかと思います。

また、動画のデータ圧縮に関してOperaはかなりの自信があるようですので、移動中に映像を観るような方には最適なアプリとも言えるでしょう。

Operaのサーバーで自分の通信データが処理される事への不安も有るかも知れませんが、少しでもデータ軽減・通信量削減の恩恵に肖りたい方にはおすすめのアプリです。

2014年12月3日水曜日

強風で...


昨日今日の強い風で、教室の看板が吹っ飛んでしまい、ズタズタの状態になってしまいました。
新しく作りなおすのも、個人の手作業でやっておりますので、直ぐに修正が効くというわけではありません。
なので、全く新しい看板を作る間に、教室の看板が無い状態が数ヶ月続きそうです。
ちょっと奥まった所に教室がありますので、教室のPRが出来ないのは残念な所です。

もし、教室にお越しになられる際には、事前にご連絡頂けると幸いです。

さて、明日辺りにハンズにでも行くか...。

2014年11月24日月曜日

再び紅葉の奈良へ


先週、奈良公園の紅葉を見に行ったのですが、まだ見頃ではなかったので、もう一度行ってきました。
今回はカメラも一眼レフで撮影する気まんまんで。

11月の三連休の中日という事もあってか、とにかく人が多い!
東大寺の前の参道なんて昔行った原宿のような状態。
釜飯屋の前には大行列は出来てるし、流石、秋の奈良ですね。
(奈良生まれで18まで奈良は生駒に居ましたが、ここまでとは知りませんでした。)

たった一週間でしたが紅葉は相当に進んでいて、かなりいい状況だと思います。
12月頭ぐらいまではこの色鮮やかさは楽しめるでしょうね。

久々に鹿にせんべいをあげたのですが、大半が多くの観光客に貰いすぎて満腹状態で、食べてくれません(笑)
鹿は「足るを知る」賢さを持った生き物である事が良く分かりました。
流石、神の使い。

さて、先週で10月から2ヶ月に渡って行いました大工大の試験対策講座も終わり、今週末がCG-ARTS検定の本番となりました。
学生さんには頑張って結果を出して頂きたいと切に願います。

なので、今週からは通常運転になるのですが、12月の土曜日が数回、レギュラーで入っております業務の関係で開講に関しては要相談となっております。
12月分のスケジュールも公開しておりますので、ご参考頂ければと思います。

では、最後に紅葉の写真を幾つか載せておきます。
















2014年11月16日日曜日

紅葉の季節です

今週で大阪工業大学でのCG-ARTS検定対策講座が終了します。
平日の早目の時間での開講可能日である火曜と木曜日が来週から使えるようになります。
お問い合わせ、受講希望などお気軽にご連絡下さい。

CG-ARTS検定も後期が終わると、次は来年7月の前期試験です。
半年程あれば基本的には受験準備できるのですが、対策講座は長くて3ヶ月あるかないかですのでね...。

履歴書の資格の欄を充実させたい方は今からであれば来年の前期試験対応に余裕がありますので、ご相談下さい。

もちろん、パソコン・タブレットその他デジタルメディアのご相談、受講も受け付けております。


さて、先日、奈良公園の方へ久々に出かけまして、紅葉を見に行ってきました。

まだ、赤くなり始めたという感じで、見頃は来週からという感じでしょうか?
先週で正倉院展が終わって、土曜とかだと人もまばらかと思っていたのですが、結構観光客や修学旅行生が多く、賑やかな奈良の街でした。

これからしばらく、鮮やかな彩りを求めて、多くの人が古都へやって来るのかも知れませんね。