2013年7月25日木曜日

簡単プログラム03 キャラクタをアニメーションさせる

Scratchの解説3回目です。
今回はキャラクターのアニメーションの方法です。

ちなみに...

Scratchは来月予定している「スクラッチ「かんたん」プログラミング体験講座」でまた別の内容でレクチャーする予定です。

是非ご参加下さい。

*今までのまとめはこちら

・ キャラクタをアニメーションさせる(2 フレームアニメ)

このキャラクタのデータにはすでにアニメーション用の画像が組み込まれています。
これを用いてキャラクタが歩き回るアニメーションを作ってみましょう。
スプライト1 を選択して、真ん中のエリアの上部、「コスチューム」のタブをクリックします。


2 つの画像が登録されているのが確認できます。
画像の作成方法などは後で説明しますが、スクラッチではここに登録した画像を使ってアニメーションを付ける事が可能です。
では、この画像「コスチューム」を切り替えるプログラムを追加します。
「見た目」の項目から「次のコスチュームにする」のブロックをスクリプトエリアに配置します。


このブロックを使うとコスチュームの順番に次々にキャラクタの画像を変更する事ができます。
配置したブロックをキー操作のプログラムに挿入します。


このように配置する事で、キーを押す→移動する→コスチュームを切り替える→もし画面の端にいれば跳ね返る→キー操作を終了する、という一連の動きを実現できるのです。

簡単プログラム02 Scratchでキャラを操作する

またまた久々にScratchの解説を追加します。

前回はScratchのプログラム方法の解説でしたが、今回はもうちょっと複雑なプログラムを作ってみます。

Scratchは来月予定している「スクラッチ「かんたん」プログラミング体験講座」でまた別の内容でレクチャーする予定です。

是非ご参加下さい。

*今までのまとめはこちら

・ キー入力でキャラクタを操作する

今度はキー操作によってキャラクタを動かします。


上の画像と同じブロックを「スプライト1」のスクリプトエリアに配置します。
これは、右向きのカーソルキーを押したとき、その方向にキャラクタを動かして、その命令を止めるという内容になります。

では、これを組み合わせてプログラムを実行してみてください。
右向きのカーソルキーを押すたびにキャラクタが右に動いて行きます。

では、同じように全てのカーソルキーにキャラクタを動かすプログラムを組んでみましょう。


左右の移動はx 座標の数値を増減させる事で可能になります。また、上下の動きはy 座標を増減させる事で可能になります。

これでカーソルキーを使ってゲームキャラクタのように画面の中を動かせるようになります。

現在の状態だと、画面の外までもどんどん進んでいってしまうので、白い画面の中に留まるよう、画面の端で跳ね返る設定をします。


上のように「もし端に着いたら、跳ね返る」ブロックを4 つ全てのプログラムに配置します。

最後に、プログラムをスタートさせた時、前回の起動時の最後の位置がそのままになってしまう
ので、プログラムのスタート同時にキャラクタを画面の中心に配置するように設定してみましょう。


「旗がクリックされたとき」のブロックをキー操作と同じエリアに配置します。

「x 座標を0、y 座標を0 にする」というブロックを「動き」から探して上の図のように配置してください。
これはキャラクタの位置を指定した座標にする為のブロックです。

上の画面のようにブロックを並べたら、プログラムを動かしてみてください。
まず始めにキャラクタが画面の中心に配置されるはずです。

2013年7月24日水曜日

レタッチ入門~レベル補正その4

久々にGIMP講座を再開します。(汗

出来るだけ定期的に進めますので、進めるつもりですので(多分)、宜しくお付き合い下さい。

それと、ご報告ですが、ホームページまたはブログ右のリンクの「メール」にありますメールフォームがサービス側のデータベースの変更でちゃんと使えない状態になっておりました。
先日ご指摘を受けて、修正を行いました。
ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。以後気を付けます。


*GIMP講座まとめはこちら

5.レベル補正・実践


レベル補正機能を使って写真の補正を行なってみましょう。

3.中間調の調整(明るさの割合変更)


レベル補正を用いる事で、画像全体の調子(トーン)を崩す事無く、明暗のバランスを変更する事が可能です。
例えば、最も明るい部分(ハイライト)と最も暗い部分(シャドウ)の濃度(濃さ・明るさ)を変更する事無く全体的に画像を明るくしたり暗くしたりする事が出来ます。


この画像を用いて中間調の変更を行なってみます。
が、その前にこの画像を単に明るくする処理を行なってみます。


画像は明るくなりましたが、影の部分も全体的に明るくなっています。
これは全ての画素が均等に明るくなっているので、最も暗い画素が消失した状態になります。
画像は明るくなるのですが影が薄くなるので全体時に締まりの無い画像になります。


では、中間調の変更を行います。
メニューの「色」の項目「レベル」を選びます。
レベル補正のダイアログが表示されたら、ヒストグラムの下にある真ん中のグレーのスライダーを左に動かします。
スライダーが左に動くと黒のスライダとの間隔が狭くなり、白のスライダーとの間隔が広くなります。
このグレーのスライダーは白と黒つまりハイライトとシャドウのちょうど中間の明るさを意味しており、この場合グレーのスライダーの右側が明るい画素の範囲に、左側が暗い画素の範囲になります。
スライダーの間隔が広くなると画素の明暗の範囲が増減し、つまり画像の明暗の割合を変更出来るのです。


実際に上記の設定の中間調で明るい画素の割合を増やして画像を明るくしました。
元画像よりも明るくなっていますが、背景などに見られるシャドウのトーンにあまり大きな変化は見られません。
明暗の幅は元画像を維持して締りのある画像になっています。


では、グレーのスライダを右に動かして暗い部分の割合を増やすとどうなるでしょうか?


このような暗い画像になりますが、ニンニク右上のハイライトが潰れていない事が確認できます。
つまり一番明るい画素の状態は維持して、全体のトーンはそのままに、画像を暗くする事が出来ています。

このように出来るだけ元画像の明暗のトーンのバランスを維持した状態で画像を明るくしたり、暗くしたりする事が出来るのです。

ちなみにこれはトーンカーブという手法でも変更可能で、より詳細な調整を行う事が可能になります。今後また紹介します。

2013年7月23日火曜日

茶帽子さんにてレッスン

本日、レッスンを行ったのですが、場所が教室ではなく、近鉄菜畑駅近くのカフェ・ティールーム「茶帽子」さんでの初の開講となりました。

美味しい飲み物を楽しみながらの授業という事で、いつもと違った感じになったかも知れません。

授業の方は今回初めての方で、画像の取り込みと編集・出力の手法のレクチャーとなりました。
WindowsPCだと、メーカーや使用デバイスによってこのような画像管理・編集ツールが全く異なる事が多く、更には場合によってはマイナーなアプリケーションソフトしか動作しないようになってたりと実はかなり面倒だったりします。

今回も実はWindowsの標準アプリではなくデフォルトがサードパーティー製のソフトだったのでそれの使い方を確認しながら、出力操作時の注意点をレクチャーしました。
ある程度フォトレタッチの基本理論やレタッチツールの共通した特徴などが分かっていると、大体において理解できるものです。

でも、一般的にはこういう独自仕様は混乱を招きますね。
それによってユーザーが離れていくようにも思うのですが、この状況は変わりませんね...。

ところで、茶帽子さんといえば、前回告知しました「スクラッチ「かんたん」プログラミング体験講座」の会場でもあります。
また、他にも色々な講座をされているようですので、一度覗いてみると良いかと思います。
お茶も美味しいですから、お勧めです。
プログラミング講座もよろしくです。

2013年7月21日日曜日

スクラッチ「かんたん」プログラミング体験講座やります

先週末に相談会、来週頭に久々の教室の授業(但し出張講座)という具合で少しずつ教室の運営を再開しつつありますが、ここで更に新しい事を始めてみたいと思います。

それは...
スクラッチ「かんたん」プログラミング体験講座!
「誰でもカンタンにプログラムが出来る「スクラッチ」を使って、パソコンで色々遊んでみよう!」
…という企画です。

スクラッチ(Scratch)はMITが開発した子供向けのプログラミング環境でGUIにより命令を組み合わせてアルゴリズムを作成するというようなものです。
今回はキャラクタに指示を与える事で出来る様々な表現をプログラミングする体験をして頂きます。

日程などは以下をご参考ください。

日時 2013年 8/6(火)8/7(水)8/20(火)8/21(水)8/27(火)8/28(水)
   以上、午後4時半から
   2013年 8/23(金)午後2時半から
   上記日程の内、一日をお選びください。
場所 茶帽子(近鉄菜畑駅すぐのカフェ)
   http://www1.ocn.ne.jp/~daiwakon/chabohshi/
対象 小学3年生以上(中・高・大学生・大人の方も大歓迎)
代金 1500円(ドリンク代込み)
内容 無料ソフト「Scratch」を使っての1時間程のプログラミング体験になります。
   ソフトウェアやテキスト等はこちらで準備します。

更に詳しい事やお申込みなどはブログ右上のメニューよりお問い合わせいただければと思います。

夏休みの自由研究にプログラミングなどいかがでしょう?