2014年9月11日木曜日

パソコンサンデーって知ってる?



先日YouTubeをブラウジングしてると、懐かしいものが。

80年代に関西ではテレビ大阪で放送されていました「パソコンサンデー」という番組。

当時小学生~中学生だった私は日曜の朝9時半に奈良テレビ放送で毎週見ておりました。

約8年ほど続いていた番組だそうで、実は私はパソコンに興味を持ち始めてからその半分程度しか見ていないのですが、当時のコンピュータに関する情報源としては重要なものでした。

番組スポンサーはMZシリーズ・X1シリーズという人気機種を発売していたシャープで、有名なX68kまでが番組内で扱われていました。

実は私はMSXからFM77AV40というシャープ以外の機種を使っており、この番組で紹介されるハードウェアとは関係無かったのですが、他機種とはいえ、様々なIT文化をこの番組から学びました。

番組初期の頃はMZ-2000でのBASICプログラミング入門という非常に実践的な内容で、中盤から後半は総合的な情報番組になっていました。

子供の頃はよく分からなかった内容も今見るとよく分かりますねぇ。
なかなか深い所に突っ込んでいってる番組だったと、再確認しました。

当時はもちろんインターネットもなく、アイコンの並ぶデスクトップもなく、何かをするためにはソフトを購入するか、自分でプログラミングするのが当たり前でした。
なので、本当に趣味の世界かビジネスの世界の極端な2分野をパソコンは行ったり来たりしていたのですが、その根底にある創造性というものはもしかすると今でも変わっていないのかも知れません。

今やスマートフォンやタブレット端末と言った新しい形のコンピュータが更なる新しいライフスタイルを提供してくれるようになりましたが、30年前にもそれぞれの時代で我々を飛躍させるものとして、テクノロジーは存在していたのだなと再認識しました。

2014年9月8日月曜日

今日は十五夜


今日は十五夜。
中秋の名月だそうですね。

まだ満月ではないようですが、綺麗な月が出ていました。

明日、明後日ぐらいには満月になりそうです。

先週は木曜のレッスンではTwitterとFaceBookの使い方のレクチャーを、土曜日はIllustratorのアピアランス機能などを用いたグラフィックの効果に関する授業を行いました。

Twitterでは基本的な使い方だけでなく、リツイートによる情報の拡散効果やリアルタイム検索による興味の探求またはトレンド検索、情報の活用法などCGM(消費者情報発信)に関係するような内容を。
FaceBookではFaceBookページの作成と活用法を。特に写真などのイメージの設定と「いいね」ボタンのCGM的効果に関して説明していました。

この2つに関しては受講生の方が起業をされている方なので、その点からの興味という部分からの内容でした。

Illustratorはパスで作画されたイラストレーションにPhotoshop風のグラフィカルな効果を与える手法をマスクやアピアランスなどを使って実現するという内容でした。
事前にどのような表現を行うのか教えていただいた上で、こちらでも検証し、実際のデータを用いて特殊な効果を付加するレクチャーをいたしました。

おそらく、このようなニーズに対応する教室は珍しいかと思います。

私の対応できる範囲で様々な授業を行いますので、パソコンやアプリなどで分からない部分があれば一度ご相談下さい。
無理なものは出来ませんが、可能であれば出来る限り善処したします。

ところで、木曜日の授業後、教室の窓を開けると、裏山から虫の音が聞こえてきました

随分と秋の虫の声が目立つようになって来ましたね。

2014年9月4日木曜日

デジタルとレガシーな技術(やや大げさ)

大阪での職業訓練の講座を終えて帰宅しますと、妻が面白いものを作っておりました。


これはトイレットペーパーの芯と紙コップで作られた、iPod Touch/iPhone用のスピーカーです。

iPhone/iPod Touchは本体下部にスピーカーがあるので、その音を筒状のもので増幅させる、昔の蓄音器のラッパ部分のような原理で電力を使わないスピーカーシステムです。

最近、私もこの記事を読んで結構話題になっているのを知ったのですが、実物に出会うとは思いもよりませんでした。

音は意外に良くて、中音域から高音域までのクリアな感じが凄いです。
特にウィンドチャイムのような高い音の解像度とボーカルのクリアさは予想以上です。
低音はアタックの強いバスドラムのような音はハッキリしますが、ベースはあまり増幅しません。

でも、BGMとして音楽を流すスピーカーとしては充分な音質だと思います。

あと、アコースティックな音の方がしっくりくる感じもあります。
エレクトリック、特にディストーションの強いギターサウンドなどはうるさく、ノイジーになる傾向だと思います。

そうして、何よりも、音源がデジタルデータであるのに、聞こえる音が非常にアナログ。

電気的な増幅・音響がまだ無い頃に空間の構築により音を響かせて来た先人の知恵、と言うと大げさですが、新しいものも古い手法で面白い「何か」を得るものなのだなと、感心いたしました。

2014年9月2日火曜日

近況など

あっと言う間に9月になってしまったような感覚です。

でも、よく考えると8月、色々あったようにも思います。
何でしょうね、とにかく全てがあっという間に過ぎていっている感じ。

そして、9月です。

教室の開講スケジュールは9月分は掲載しております。
ご参照下さい。

また、8月はあまり居ませんでしたが、レッスン以外での教室の滞在日も増やしていく予定です。

さて、教室の近況ですが、基本的には通常運行です。

8月中旬から末にかけてお問い合わせの上で、新たにお越しいただいた方も増えました。

教室に来られる方はそれぞれ色々な希望をお持ちで、当教室は個人対応していますので、出来る限りそれをフォローするような形で授業を展開しています。
パソコンの基本的な操作周りから始まって、SNSの利用やホームページ開設はたまたネットショップへの展開や画像の加工など多岐に広がってゆくご希望に対応する事が出来るかと思います。

現在は今週末に長丁場のレッスンになります、グラフィックデザイン関連のレッスンの準備に追われている感じです。
得意というか、「出来る分野」なのですが、「教える」となるとちゃんと用意しておかないといけませんしね。

フォローできる範囲という意味では、先日カメラマンをしてきました。唐突ですが。

知り合いのパソコン教室「ONE'S SIDE」のホームページ用画像を撮っていたのです。
今回はその場で出来る限りの技法で色々教室のスナップを撮らせてもらいました。

実は私は学生時代に写真を短期間勉強していたのですが(必修授業だったので)どうにも苦手だったのです。
当時はフィルム撮影でしたが、上手く構図や光を扱う事が出来なくて、授業終了後、長い間カメラは放置していました。
数年前、非常に使い勝手のいいデジタルカメラを手に入れてから、爆発的にカメラ熱が出て来まして、今は携帯端末を含め色々手元にある「カメラ」を使っています。

カメラはやはりたくさん撮影して自分なりの取り方が分かってくると途端に面白くなりますね。
デジタルカメラはそういう意味でかなりの枚数を撮影できますので、シューティングハイトでも言うのか撮影自体がやみつきになる所があります。

今度は自分の教室の写真も一眼レフ抱えてちゃんと素材撮りしないといけないなと、反省いたしました。

2014年8月24日日曜日

デザインするという事


教室に行く時に地蔵盆を見かけました。
夏の盛りも終わりに近づいているのかも知れませんね。

今、ブログを書いてるこの時間は生駒はすごい雨になっています。
今年は激しい雨が長時間続くようなものが多いですね。
暑さと湿度でかなり疲弊しています。

子供の頃は、教室のある菜畑の実家に住んでいましたが、こうも暑い印象が無いんですね。
クーラーも無く、扇風機だけの古い家でしたが、普通に凌いでいたと思います。
生駒も土が減って都市化しつつあるという事でしょうかね?

教室に着くと、かなり室温が上がっているので、エアコン無しではこの時期は無理です。
まずリモコンの運転スイッチを押します。


先日の講演会のスピーカー、ガー・レイノルズ氏の代表作を買ってみました。
実は個人的にはいわゆる「コンサル」系の人というのはあまり信用していなくて、特にWeb系のコンサルタントの軽薄さというか虚栄心というかそういうものがどうも苦手で、FaceBookなんかでもそういう人たちの押し売り的な宣伝書き込みが拡散してくるのが辛いほどなのです。

ですが、氏のプレゼンを見て、「ああ、この人はちゃんと自分で考えて実践してる人だな。」と、素直に受け入れる事が出来ましたので、興味を持った訳です。

で、先ず、付属のDVDを見てみた訳ですが、これ、なかなか良いですよ。プレゼンというよりも「デザイン」の理論がちゃんと解説されています。
CG-ARTS検定のテキストが足りないと感じられるくらい要点をしっかり押さえて解説しています。
やはりテキストは学者が書きますものね。実体験が無いです。
プレゼンテーションのスライドを作るというのもデザインな訳ですから、体でこの人はちゃんと理解してるんだなと。

デザインって意外にちゃんと分かってもらえていない、でも生活において物凄く重要な事の一つだと思っています。
例えば「デザイン」という言葉を日本語に訳したときに「装飾」なのか「意匠」なのか「設計」なのか或いはその他なのか、ちゃんと明言できる人って普通の人であればほぼ居ない様に思うんですね。
なんとなく「デザイン」という感じで「曖昧なもの」として捉えている。
でも、実はデザインは全くそれではダメで、少なくとも理論が分かっていないといけないものだと私は昔から思っていた訳なんです。(ただ、アート的な思考の学生だったので理論立てては説明できなかったと思いますが。)
昔からコンポジションとかに魅力を感じていたのはそういう事の表れだったかもしれません。

私は将来の職業とかはさて置いておいても、デザインとメディア論とプログラミングは基礎教養としてやっておく方がいいと思っていますし、それは年々強く思うようになっています。
これからの時代をサバイバルする為の知識は何かと言われればこれらを挙げます。

昔、地方自治体・ゼネコン向けのプレゼンテーション作成をアルバイトでやっていた時、もっとこういう志向になっていればなぁと、ちょっと思い出しながら反省もしてみたり。
「双方向性(インタラクティブ)のデザイン」なんて、もちろん今ではWebの世界のものでしょうけれど、色々考えるところはあったなぁと。

ちょっと反省。