2014年8月24日日曜日

デザインするという事


教室に行く時に地蔵盆を見かけました。
夏の盛りも終わりに近づいているのかも知れませんね。

今、ブログを書いてるこの時間は生駒はすごい雨になっています。
今年は激しい雨が長時間続くようなものが多いですね。
暑さと湿度でかなり疲弊しています。

子供の頃は、教室のある菜畑の実家に住んでいましたが、こうも暑い印象が無いんですね。
クーラーも無く、扇風機だけの古い家でしたが、普通に凌いでいたと思います。
生駒も土が減って都市化しつつあるという事でしょうかね?

教室に着くと、かなり室温が上がっているので、エアコン無しではこの時期は無理です。
まずリモコンの運転スイッチを押します。


先日の講演会のスピーカー、ガー・レイノルズ氏の代表作を買ってみました。
実は個人的にはいわゆる「コンサル」系の人というのはあまり信用していなくて、特にWeb系のコンサルタントの軽薄さというか虚栄心というかそういうものがどうも苦手で、FaceBookなんかでもそういう人たちの押し売り的な宣伝書き込みが拡散してくるのが辛いほどなのです。

ですが、氏のプレゼンを見て、「ああ、この人はちゃんと自分で考えて実践してる人だな。」と、素直に受け入れる事が出来ましたので、興味を持った訳です。

で、先ず、付属のDVDを見てみた訳ですが、これ、なかなか良いですよ。プレゼンというよりも「デザイン」の理論がちゃんと解説されています。
CG-ARTS検定のテキストが足りないと感じられるくらい要点をしっかり押さえて解説しています。
やはりテキストは学者が書きますものね。実体験が無いです。
プレゼンテーションのスライドを作るというのもデザインな訳ですから、体でこの人はちゃんと理解してるんだなと。

デザインって意外にちゃんと分かってもらえていない、でも生活において物凄く重要な事の一つだと思っています。
例えば「デザイン」という言葉を日本語に訳したときに「装飾」なのか「意匠」なのか「設計」なのか或いはその他なのか、ちゃんと明言できる人って普通の人であればほぼ居ない様に思うんですね。
なんとなく「デザイン」という感じで「曖昧なもの」として捉えている。
でも、実はデザインは全くそれではダメで、少なくとも理論が分かっていないといけないものだと私は昔から思っていた訳なんです。(ただ、アート的な思考の学生だったので理論立てては説明できなかったと思いますが。)
昔からコンポジションとかに魅力を感じていたのはそういう事の表れだったかもしれません。

私は将来の職業とかはさて置いておいても、デザインとメディア論とプログラミングは基礎教養としてやっておく方がいいと思っていますし、それは年々強く思うようになっています。
これからの時代をサバイバルする為の知識は何かと言われればこれらを挙げます。

昔、地方自治体・ゼネコン向けのプレゼンテーション作成をアルバイトでやっていた時、もっとこういう志向になっていればなぁと、ちょっと思い出しながら反省もしてみたり。
「双方向性(インタラクティブ)のデザイン」なんて、もちろん今ではWebの世界のものでしょうけれど、色々考えるところはあったなぁと。

ちょっと反省。

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