FireFoxブラウザで有名なMozillaが開発しているアニメーションツールがこの「Popcorn Maker」。
先日行われたMozilla主催のイベントの記事で知りました。
HTML5をベースにしたWebアプリケーションで、同じくHTML5によるアニメーション表現を作成できるというのが特徴です。
もちろんオープン・フリーであるHTMLを利用するので誰でも無償で利用できるようです。
これが基本画面です。
白いステージとその下にタイムラインが見えます。
最近良く使われるキーフレームアニメーションかと思ったのですが、どちらかと言うと、ビデオ編集ツールのタイムラインに近い感じです。
いわゆるフッテージ素材を準備し、それを重ねて配置する事で動画を作成して行きます。
これ自体がWebアプリケーションなので、素材もYouTubeの映像などをインポートして使う事が出来るのも面白いです。
アップしていたYouTubeの動画をベースにポップアップ表示のテキストを時間をずらして配置してみました。
左上の「花火!」が10秒表示され、その途中5秒経過時点で右下の「たまや!」が表示されます。
ポップアップはフェードイン・アウトするように指定してあり、もちろんバックではYouTubeの花火の映像が動いています。
こうやって作成した動画をWebページに表示できるようです。
今までなら高価なアプリケーションソフトを必要としていた表現ですが、簡単に個人で表現できるようになったんですね。
まだちょっと遊び程度で触ってみただけですが、非常に面白いWebアプリだと思います。