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Word for Android】
Microsoftがクラウドサービスやモバイルコンピューティングに力を入れているのは良く知られているのですが、Microsoft Office Suiteもドンドンモバイル環境に対応してきています。
今回はその中のWord for Androidを紹介します。
因みにモバイル用のOfficeはiOS,Android(4.4以降と旧版),Windows Phoneなどに対応したものが揃っており、更にはWebアプリ版も準備されています。
起動画面。
WindowsLiveかHotmailのアカウントがあればクラウドサービスへ接続できる。
基本的にはWord2013と同じようなインターフェースのデザインですね。
新規で白紙の書類を作るか、テンプレートからの文書作成ができます。
メインの文書作成画面。
今回はNexus7+Android5.1で動作しています。
リリースされたばかりの時はかなり動作が重たく、使いものにならない印象が強かったのですが、現行バージョンは結構軽快に操作出来ます。
インターフェース的には2007からのリボンを採用している感じですが、グループの構成が最小限になっており、やはり簡易版という感じがします。
例えば、書式設定の最小限の機能は揃っているものの、挨拶文の挿入や日付の設定など便利機能が省かれています。
その辺りはやはりあくまでも無料アプリの限界でしょうか?
典型的なビジネス文書を入力してみた例。
この程度であればWordの使い方に慣れていれば問題なく出来る。
便利機能はあまり充実していませんが、Wordにあった「拝啓・敬具」「記・以上」の自動入力は完備されております。
ただ、端末によってフォントが限られているところなど、本格的な文書作成は難しいかも知れません。
左インデントを使って文書整形。
ルーラーを用いた細かな設定はできない。
均等割り付けがあるのは意外。
まぁ、段落の指定ができれば大概の文書のベースは作る事が出来ると思いますので、ある程度形を作っていおいて、PCで仕上げるというのが良いのでしょうけれど。
フォントの指定。
やはりあまり凝った事は出来ない。
挿入のタブの内容。
フッター/ヘッダの機能が確認できる。
もちろんWordですので画像や図形の配置なども可能です。
テキストボックスも使えるので、段組レイアウトもいけそうです。
レイアウトのタブの内容。
最小限に絞って機能が選ばれている印象。
校閲タブの内容。
こちらも最小限。
やはりタブレットやスマートフォンで外出中に仕事をするという意味では、クラウドを用いた校閲機能があるのは良いですね。
まさにモバイルコンピューティングって感じです。
幸か不幸かは分かりませんが。
表示タブの内容。
特にスマートフォンでは重要かも。
編集モードから閲覧モードに切り替えてみた。
ただ、デバイスの画面幅に合ってしまっているので実際に出力されるものとは異なる。
作成した文書を共有する。
やはりメール添付が中心的。
作成した文書はメール添付などで送信したり、クラウドサービスに保管するなどの使い方が出来るのですが、無線LAN対応のプリンタであれば、直接デバイスからの出力も可能です。
その際にはファイルタブのプリントではなく、共有機能にある各自のプリンタに対応したユーティリティを使う必要があります。
Canonのプリンタユーティリティで出力している例。
先ずはドキュメントをPDF形式でキャッシュ保存する。
キャッシュしたドキュメントをプリント。
実際にプリントしたものがこちら。
結構使用に耐えるものが出来ている。
Officeも2016からサブスクリプション版でOffice365のクラウドが標準装備になる事もありますし、ビジネスワークにおけるモバイルの活用は機種問わず盛んになっていくのだと思います。
場合によってはスタンダードの変化もあるのでしょうね。