2015年1月7日水曜日

PCRADIO

「Radiko」や「らじる★らじる」のようなサイマル放送や「TuneIn」のようなストリーミング放送によるインターネットラジオのサービスはもはやラジオ放送の現在形として定着しつつあるように思います。

いわゆる「4大メディア」の中でもラジオは元々テレビの出現によりニーズを失っており、インターネットがネットメディアと成るに連れて、ほぼ成長が見込めない斜陽メディアとなっておりました。
デジタルテレビならぬデジタルラジオなど様々な再生案を実行して来ましたが、結局はライバルとも言えるネットメディアの力を借りる事で、根強く生き残っています。

その為、スマートフォンなどではネットラジオの聴取の為のアプリなども様々なものがリリースされていますが、今、個人的に愛用しているのが「PCRADIO」というロシア製のアプリです。

PCRADIOのメイン画面。
放送のジャンルがカテゴライズされている。

使い方は至って簡単で、カテゴリ表示の中から自分が聞きたいジャンルの項目を選んで、再生するのみ。
ただ、それだけ。
「Jazz」「Blues」のカテゴリ内の放送局を表示した状態。

アプリに登録されているインターネット放送局は比較的多い。
この中から選局し、音楽などを楽しむ。

「Discography」のカテゴリーでは、アーティストごとの表示が現れる。
この中から好きなアーティストの項を選ぶと、エンドレスにアーティストの楽曲を聞く事が出来る。

PCRADIOの面白いところは、特定のアーティストの楽曲をまとめて放送している「Discography」というカテゴリだと思います。
例えば、「ピンクフロイド」を選択すると、アルバムやシングルでリリースされた楽曲がずっと流れ続けます。
通常はせいぜいジャンル分けで放送を選ぶのですが、アーティスト基準の分類というのがかなり独自で面白いですね。

気に入った放送局は「お気に入り」登録できるようで、次回からは素早く利用できる様にできる。

お気に入り機能を用いて、操作が煩雑にならないようにサービスを提供したり、かなりユーザー目線のインターフェースを意識しているようにも感じられます。

何よりも非常に軽量。
「TuneIn」のアプリだと、相当なアプリケーションの重みを感じる事があって、かなりマメにキャッシュの削除などを行っておりました。

再生用のキャッシュデータなども思ったよりは増えず、ひたすら重さを増していくようなアプリからすると、軽量でキビキビした印象です。

ラジオは一時絶滅直前まで行きましたが、ネットとの共存を実現する事で新しい情報の伝達法を取得し、息を吹き返しているように感じます。

2015年1月4日日曜日

新年のご挨拶

生駒山の中腹より初日の出を望む。

新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。

今年は4月で4年目に突入という事で、昨年よりももっと教室自体の稼働率を上げて行きたい所です。

1月から2月末までは通常の教室運営になると思います。
ホームページの開講スケジュールをご参照下さい。

私は明日からレギュラーの仕事が始まります。
久々に長いオフでしたが、オフの有効活用というよりは、休息に大半を使った感じです。
上手く仕事の再開が出来るといいのですが。

では、今後共教室を宜しくお願いいたします。

2014年12月31日水曜日

今年もありがとうございました

2014年の大晦日、いかがお過ごしでしょうか?

来年1月から2月末までのスケジュールを更新しましたので、是非ご確認ください。
以下のリンク、またはホームページからご確認いただけます。

教室開講スケジュール

4月頃までは通常の教室運営となりそうなのですが、5月中旬以降から7月頭までが平日の開講可能日がほぼ無くなってしまう可能性があります。
未確定なので、そうならない可能性も高いのですが、詳しい事はまた追って告知いたします。
基本的に週末は開講できるかと思います。

今年は妙に体感的に多忙な感じで、教室運営にあまり力が入っていなかったかも知れません。
この点においては反省しかないです。

来年は出来る限り、広報などにも努め、また、新しい事も始めて行きたいと考えています。

今後共、よろしくお願い致します。

教室代表:谷口弘師
2014年12月31日

2014年12月29日月曜日

スマートランチャー

以前紹介した「Widget Homeランチャー」のようにAndroidではインターフェースの見た目だけではなく、機能性も大きく替えるようなランチャーアプリが数多く登場しています。

で、私のStarQには「スマートランチャー」を使用して落ち着いております。

スマートランチャーの画面。
表示されるのは時計とカレンダーとランチャーアイコンとアプリ一覧のみ。
スワイプによる画面切り替えのような機能は無い。

モバイル端末、特にスマートフォンのような小型のものは、携帯時の操作性が非常に重要であるものの、OS部分がパソコンと構造自体が変わらないため、操作周りが複雑になりがちです。
それでも、まだ、アプリという形で機能が提供されている部分ではなんとかなる感じですが、その肝心のアプリを「取り扱う」インターフェースがOSの進化とともにユーザビリティの面で長短所が出て来ているように感じます。

「スマートランチャー」はAndroid OSの操作系を最低限に絞り込んで、尚且つ使い勝手を向上させたランチャーアプリと言えるでしょう。

スマートランチャーを起動して分かるのは、画面に表示される要素が非常に少ないという事。
ウィジェットの使用も出来ないので、いくつかのアイコンのみが表示されているだけです。
つまり、タップしてアプリを起動するだけの機能に重点を置いた構造になっています。
iPhoneのiOSなどはこのようにアイコンを主体としたインターフェースを使用していますが、小型端末だとこういう構造の方が断然使い勝手は良いですね。

また、要素が少ないので操作する部分を間違える事も少なくなるかと思います。

アプリ一覧画面。
自動的にアプリをカテゴリ分けして整理してくれる。
また、カテゴリの移動など編集機能も充実している。

スマートランチャーの特徴は最適化されたアプリ一覧表示にも表れています。
通常、Androidのアプリ一覧表示はインストール済みのアプリを特に分類せず、50音またはAtoZで並べて表示しているだけなのですが、スマートランチャーはそのアプリの種類や機能を判別して、カテゴリ分けして表示してくれます。

カテゴリは左側にドロワーの形で表示されるのでスマートフォンを持ちながらの操作も楽です。
何よりも、カテゴリ分けをするのであれば今までなら、フォルダを作成してスクリーンに表示させたり、スクリーン毎にカテゴリ分けしてアプリアイコンを貼り付けていたりしていたものが、非常にスッキリとした構造になります。

結構、小さい画面でフリック操作を行いながらアプリを使うのって、面倒に感じる所、ありませんか?

スマートランチャーはアプリや機能に到達するまでの操作手順を出来る限り減らすという事を目的にしているように思います。
どんなに高度なソフトウェアでも、この操作手順の簡略化という部分が出来ていなければ、複雑で「使い勝手の悪い」ものに成り得ます。
こういうのを「アクセシビリティ」または「ユーザビリティ」等と言って、操作周りのデザインを行う際に考えるべき代表的な事柄だったりします。

そういう意味では、かなり色々と挑戦しているランチャーアプリとも言えるでしょうね。

ランチャーの見た目は追加して変更可能。
様々なデザインが施されたものがダウンロードできるようになっており、また、アイコンの並びやドロワーの初期表示、壁紙表示など細かな設定も行えるようになっている。
追加のアイコンセットなども充実している。

2014年12月26日金曜日

Next Lock Screen

Androidは柔軟なカスタマイズ機能を持っているので、前回の記事の「Widget Homeランチャー」のようなアプリケーションが多く出ているのですが、MicrosoftもAndroid用のカスタマイズアプリをリリースしています。
それが「Next Lock Screen」です。
「Next Lock Screen」の起動した画面。
スリープからの復帰時にこのロック画面が表示されるようになる。

Next Lock Screenはいわゆるロック画面に様々な情報を表示するアプリです。
スタイリッシュなタイポグラフィと画像の組み合わせがなかなかカッコイイです。

Android端末はメーカー毎に採用するインターフェースが異なるので、iOSの様にロック画面に通知を表示したり出来ないものも多くあります。
特にAndroidの基本インターフェースだと、上部の通知バーにメール着信などの表示が出るのみで、ロック画面には変化がありません。
これを拡張して使い勝手を向上させる事が可能です。

日付・天気の表示をタップすると、詳細がスライドして表示される。
このような各種情報の通知内容がひと目で分かるようになる。

通知される情報はかなり限られているのですが、天気・カレンダー上のスケジュール・SMSの通知・電話の着信通知が表示可能です。

ロック画面上でそれらの通知をタップしたり、スワイプしたりする事で、操作する事が出来ます。

下部のドロワーを上部にスライドさせるとアプリの起動が出来ます。
ドロワーにはアプリを自由に登録可能です。

そして、ロック画面下部には引き出し可能なアプリケーションランチャーが備わっており、タップするだけでアプリを起動したり、システム機能のオン・オフを切り替えたり出来ます。
これがかなり便利ですね。

また、ロック画面のモードが「Home」「On the Go」「Work」の3種類が用意されていて、それぞれに登録しておくアプリを変更できます。
「Home」には自宅でよく使うアプリを、「On the Go」には移動中によく使うアプリなどTPOに合わせた設定が行えるのも面白いですね。

ただ、私の使用しているスマートフォン「StarQ Q5001」では、やや動作が不安定で、どうも機種によっては当たり外れがあるような状態であるようにも思います。

しかしながら、操作性が結構良くなるので、動作が安定するようであれば、一度試してみる価値は充分にあるアプリだと思います。

そして何よりも、Windows Phoneで国内では大きく水を開けられてはいるものの、ライバル企業であるMicrosoftがこのようなAndroid用アプリを提供しているのがなかなか面白いですね。
(Android端末に旧ノキア製Windows Phone端末のインターフェースを持ち込む事でWindows Phoneの認知を上げる目的もあるようですが)