2014年9月15日月曜日

カトマンドゥ通信

ちょっとコンピュータとかとは離れたお話を。


この画像は「カトマンドゥ通信」という冊子の表紙です。
カトマンドゥ通信

大学卒業後、研究生として研究室に在籍していた時に、同じく研究生として入室されたラジャさんというネパールの方が20年もの間、発行し続けているネパールの文化などを取り上げている冊子です。

ラジャさんとは大学から離れてからはあまりお会いする事もなくなりましたが、最近だとそれでも5年ほど前ですね、京都から奈良に戻ってきた頃に再会いたしました。
その前から氏のこの活動は良く知っておりましたが、NPOを設立し、本格的に異文化交流活動を関西において行われているのには、そのバイタリティというか、真剣さに驚かされたのを覚えています。

その氏の活動の一つであるこの冊子が数週間前に届いたのですが、100号に到達したそうです。

毎号毎号、大阪で氏が編集し、ネパールで発行、航空郵便で届けられるというこのサイクルを100回も続けて来たのは努力の賜物といえるでしょう。

この場を持っておめでとうございますと申し上げたいと思います。

100号を読みながら、氏の活動の源とも思える言葉「違いは面白い」が、最近非常に深く刺さります。
国が違えば文化も大きく違う訳で、そのズレが面白い。
別に国という大げさなものでなくとも、個人個人がぜんぜん違う事を考えていたりする事が結構面白かったり。そういう事は結構あるように思います。
例えば、私は職業訓練でWebデザインを教えていたりするのですが、課題制作の発表などで、私が与えたテーマを各自で咀嚼して作品に仕上げ、それを発表する際に、一人一人が全く異なる視点でものを考え、作るのは何度その場を体験しても面白いものがあります。

さて、是非ご興味のある方はご購読されると良いかと思います。
ネパールから届けられる「風」が何かを見せるかも知れません。

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