先日より、大阪工業大学でのCG-ARTS検定対策授業が始まりました。
3ヶ月前の前期ではそれなりに良い結果を出せたので、今度も受講者の合格を目指して行こうと思っております。
CG-ARTS検定は各部門、教室でも対応致します。
ご相談下さい。
対策授業が始まりましたので、平日の火曜と木曜に開講の出来ない日が増えております。
教室開講スケジュールの方をご確認いただいて、お問い合わせいただければと思います。
ご了承ください。
ところで、本日は教室の方に行っていたのですが、古いMacintoshを廃棄する準備をしておりました。
これはPowerMac6100/66という第一世代のPowerMacのエントリーモデルになります。
学生時代に出入りしていたデザイン事務所で使っていたものを譲っていただいたものです。
20代後半のメインマシンでした。
見ての通りの薄型筐体が特徴的で、ピザボックスと呼ばれていました。
Macintosh II以降のモデルのデザインの基本の一つでした。
標準モデルで画面解像度が800*600ピクセルぐらいだったかな?
発色数も3万色程。
それでもバリバリとグラフィックスやオーサリングをやっていたんですよ。
6100の上に乗っているのが、初めて買ったMac、Macintosh LC630です。
LCってのはローコスト・カラーという意味で、当時のMacではカラー出力が出来るモデルは高かったのですが、拡張性や機能を抑える事で低価格にしていたのです。
LCは68040というPowerPC以前のCPUを用いていて、今からすると処理速度も遅いものでした。
(当時としては68040は速い方でしたが)
更に68LC040という低価格化CPUを採用しているので、3DCGなどは到底難しい機種でした。
その為、このLC630はCPUの載せ替えを行って、若干処理能力をアップしてあります。
標準の解像度は640*480ピクセル。発色数も3万色まで可能ですが、スムーズな動作は256色がベスト。
MacやPhotoshop/Illustrator、Macromedia DirectorにSTRATA Studioなど殆どのクリエイティブツールをこのLC630で身に付けました。
1994年当時、大阪の日本橋のソフマップ・マックコレクションにてモニタとセットで20万円。
それでも最も安いMacでしたね。
しかし、今考えるとその20万円の投資は現在の私にとって大きかったかと思います。
既に20年もこの道で食って来ている訳ですので。ええ。