久々にレタッチ入門を更新します。
今回は実践編。
5.レベル補正・実践
レベル補正機能を使って写真の補正を行なってみましょう。
1. 明るすぎる画像(露出オーバー)の修正
この写真は全体的に白っぽく撮影時の光の量(露光量)が多い状態であった事が分かります。
写真は黒から白への階調(トーン)が充分にある方が良いのでこの写真を適正な露出に変更します。
・メニューバーの「色」を選び、項目から「レベル」を選びます。
・ヒストグラムを確認すると、暗いピクセルが「無い」事が分かります。明るすぎる画像の場合はこうなっている事が多いです。
・左側の黒のスライダをヒストグラムが始まる所まで移動させます。以前解説した通り、黒のスライダのある所が最も暗いピクセルになるので、ヒストグラムの左端のピクセルはグレーから黒に変わります。
・画像に黒いピクセルが出来たので、画像に陰の階調が出来ます。
左が補正後、右が補正前。
左側の影の部分に黒が目立つようになっているのが確認できる。
陰の階調が出来ると画像が黒く引き締まるので力強く程良い明暗が出来ます。
ヒストグラムは基本的に右端が白、左端が黒になるように調整して適正な明るさを指定します。
0 件のコメント:
コメントを投稿