2014年5月18日日曜日

更に出品、そして多忙期に。

前回のMSXパソコンに続いて、今度はこんなものを出品しました。
今でも続いている富士通の「FMシリーズ」の一つ、FM77AV40です。
私の2台目のパソコンです。
購入は中学生の頃。
中古でかなり安くなっていたのを手に入れた覚えがあります。
当時としては驚異的な4096色のカラーグラフィックが売りで、いわゆる「国産8ビットパソコン」の中ではかなりハイエンドな機種でした。
特にこの40という型は更に発色数が多く、26万色の同時発色が可能な機種です。
ただ、実際それだけの色をプログラミングで描こうとするとなかなか扱いづらく、いわゆるグラデーション的な使い方になってしまってました。
個人的にはFM音源が扱えて、MSXよりも音の表現に厚みが出せたのがうれしかったです。
下手くそながらこういうのを作ってたりしました。
当時はネットも今のように一般的なものではありませんでしたし、ソフトウェアは店頭販売されているものを買うか、「自分で作る」のが当たり前でした。
左端のムックはプログラムのリストが掲載されているもので、ゲームやユーティリティーなどで使いたいものがあればそのリストを自分で打ち込むようになっています。
こうやってプログラムを覚えていったように思います。

MSXもFMももう全く使っておらず、押入れの肥やしになっていたので、今でも使って頂ける方に引き取ってもらった方がパソコンも幸せかと思いまして、オークションに出しております。

今の私を作ったこれらに感謝しつつ、出来れば新しい環境で大事にして頂ければなと。
こういうのもオークションの面白さですね。

さて、個人的な事なのですが、来週から一ヶ月ちょっと多忙な時期に入ります。
某大学でのCG検定対策授業を受け持つためなのですが、その分教室の開催できる時間がかなり制限されてしまいます。
詳細な予定は随時ホームページのスケジュール表に出して行きますので、ご確認下さい。

多忙期が終われば、色々新たな試みをスタートさせたいと思っております。
まだ、前回の記事で書いた程度の内容なのですが、随時ブログとホームページで告知していく予定なので、時折チェックしていただけると幸いです。
フォトフレームの写真をアゲハに変えてみました。
週替りで変えていこうかな?

2014年5月12日月曜日

久々に出品&ちょっとインフォ

昨年末から色々整理するつもりで教室に置いてあった古いソフトをオークションに出品していましたが、ソフトウェアがほぼ終わりましたので、次はハードウェアを出品してみました。

ちなみにこういうのです。

これは1985か86年に購入したMSXという統一規格のパソコンです。
MSXには様々な企業が参加して色々な機種が今のスマートフォンや携帯電話のように発売されていました。
これは日本ビクターの「HC-7」という機種です。
「ビデオはビクター」のキャッチフレーズよろしく、この機種はMSXとしては映像機能が充実しており、拡張性も高く、高機能な作りになっていました。
ただ、当時の人気だったソニーなどと比較するとあまり売れなかったのか、大阪日本橋の電気屋で大幅にディスカウントされていたのを覚えています。

私はこれでBASICという言語を覚えて色々プログラミングしていました。
小学生でしたが、結構色々勉強しては出来るようになってましたね。
今では殆ど覚えていないのですが。

この手前の箱は当時のパソコンには欠かせないアイテム「データレコーダー」が入っています。

データレコーダーと言うのは簡単に言えば、パソコン用のカセットテープレコーダー。
当時はすでにフロッピーディスクの時代でしたが、低価格帯のパソコンではディスクドライブが高価なため付属していませんでした。(おそらくドライブのみでパソコン一台買えるでしょう)
ですので、MSXのような初心者向けパソコンにはデータレコーダーを使用する事が多かったです。

要はプログラムなどのデータをアナログの音声に変換し、市販のカセットテープに記録するという物。ほら、FAXとか送受信する時、ピーピーガーガー言うでしょ?あれです。あれを録音するのです。

容量はそれなりにあるかと思うのですが、何せ遅いのです。長いプログラムだと読み出しに数分待たねばなりません。
また、フロッピーのようにランダムにファイルを選ぶ事が出来ず、録音されたデータの順に読み出されるので、ファイルの検索も手間がかかります。

でも、30年前はこういうもので色々工夫しながら楽しんだものです。
なので、今のパソコンの環境は本当に凄いものに見えてなりません。
個人的には。

...さて、ここで昔話は一息入れまして、ちょっとインフォメーション的なものを。

先月まで行いました、たけまるホールでの相談会ですが、前にお知らせした通り、今後の開催は暫くありません。
で、新しく以下の事を開始してみようと画策しております。

  • たけまるホール研修室を借りての有料講座(以下は内容案)
    • 子供向け(または大人・親子向け)「Scratch」簡単プログラミング講座
    • フォトレタッチツール(GIMPなど)を用いた写真修正講座
    • HTML/CSSでのホームページ作成講座
    • タブレット・スマートフォンでのSNS入門またはアプリ活用講座
  • Skypeによる遠隔授業
  • 小規模ホームページ・紙面デザイン(チラシ・パンフなど)の制作請負
いかがでしょうか?
ご興味ありますでしょうか?

特に有料講座とデザイン制作はできるだけ早く実現したいところですね...。
まだ、詳細を詰めていないのでどれも今すぐという事は難しいのですが、また逐一ブログの方に情報は出します。ご確認下さい。

更には再来週からは教室以外の業務が短期ですが増える事もあり、開講可能な時間が少なくなります。
昨年はそれで一旦運営が途切れてしまったり、課題が多くありましたが、今年は若干スケジュールに余裕が作れるかも知れませんので、上手く乗り切りたいと考えています。

また詳しい事はホームページやブログでお知らせ致します。

バタバタとした状況がスタートしますが、今後もよろしくお願い致します。

2014年5月4日日曜日

GW中ですが

ゴールデンウィーク中ですが、「なのはなパソコン教室」には関係ありません。
基本は随時受講希望者ほか各種依頼受付中です。
皆様よろしくお願いいたします。


現在の教室デスクです。
この間からフォトフレームを置いてみました。

とりあえず、自作の写真を入れてみましたが。

今日は今月末からの授業準備で講義用のPCのアップグレードと外部モニタへの出力確認をしておりました。

プリインストールのWindows8をWindows8.1にアップグレードしたのですが、アプリストアからのダウンロードとインストール、またインストール後の処理に時間が思ったよりかかってしまいました。
まぁ、ハードウェア性能が高くないので仕方ないのかも知れませんが。

アップグレード後に8.1を使ってみましたが、また若干操作感が変わっていますね...。
大まかには同じなのですが。

ヒトコト言うと、無駄が多い感じがします。
思い切った変更をした8に「使い勝手」を追加したつもりなんでしょうけれど、同じ機能のインターフェースがところどころにあり、ちょっとバランスが悪いかも知れませんね。
また、デスクトップに復活した「スタートボタン」が右クリックを使わないとあまり意味が無いのもね。
タブレット用OSとしては良いかも知れませんが、それなら8の方がシンプルだったかな?


VGAというモニタ接続用インターフェースでPCの画面を外部モニタに表示してみました。
クローン表示なので同じものが出力されています。
VGAでの接続ができれば、大概のプロジェクタはなんとかなるかなと。
最近はデジタルテレビでもおなじみのHDMIがタブレットなどでも主流になりつつありますけどね。
まだまだ古い仕様のものが学校などでは多く使われていますので。

理想は「ミラキャスト」のような無線での映像転送が良いんですが、普及を考えるとまだまだ。
しかし、無線でのビデオ出力なんて2004年辺りじゃほぼ使い物にならなかったのですがね。
10年経つと流石に変わりますね。

2014年4月27日日曜日

ドタバタしておりました

4/19の相談会終了から一週間経ちましたが、更新を怠っておりました。

結構色々あったり無かったりでマメにブログは更新するべきなのですが、手を付ける気力がなかったのです。

反省。

さて、相談会ですが、生駒市の方はご存知でしょうけど、駅前の図書室がたけまるホールからベルテラスへ移動し、相談会の会場として使っているたけまるホールの日常的な利用者数は減っているように思います。
相談会の時もほとんどロビーなどに人がいない状態もあります。

研修室は盛況ですが、それぞれの目的があって利用されている方が多く、予約という形でもなく開催している当方の相談会の運用に関してはちょっと問題が多くなってきた感じがします。

ですので、一旦、「無料相談会」という形式での開催は終了したいと思います。
今まで会場に足をお運びいただいた方には心より感謝致します。

では、対外的なイベントのようなものはもう何もしないのかと言うと、そうではありません。
色々考えてはいますが、今までのような形ではなく別の形式で何かをやろうとは考えています。
出来れば、告知的なものをGW明けぐらいに出来ればと思っていますが。

実際の所、余裕を持って開催できそうなのが7月頃。
何をするかは、もうしばらくお待ちください。


所で、昨年もそうでしたが、とある大学の方でCG検定関連の対策講座を行う事になりまして、授業用に小型のモバイルPCを購入しました。
Windows8でスクリーンがタッチセンサー。
小型軽量なので大量のテキスト類と併せてカバンに放り込んで移動するには丁度いいマシンです。

そう、この対策講座が始まると昨年同様教室の開講がかなり制限されます。
ただ、今年は土曜の夕方から上手く行けば開講できるかと思いますので、お問い合わせいただければと思います。

この時期をどう乗り切るか、大きな課題です。

2014年4月16日水曜日

本日はレッスン・そして週末は相談会

本日は夕方より教室でレッスンを一コマ(一時間)行いました。
今月から来られている方で、基本操作から始めておりますが、目標もすでに伺っておりますので、しっかりとその実現に向けて指導して行きたいと思っております。
当教室ではそれぞれの目標を初回の無料相談で確認した上で、出来る事出来無い事をちゃんとお伝えしてレッスンをスタートさせていきます。
ですので、こんな事言うと困るんじゃないだろうか?と躊躇せずにお問い合わせ下さい。
希望通りのお力になれない事もあるかも知れませんが、お手伝いできる事に関してはしっかりやらせていただきますので。

ところで、今週末は「パソコンいろいろ相談」です。

4/19(土) 12:30~16:30
たけまるホール 研修室 和室A 
パソコンやタブレットPC・スマートフォンなどに関して疑問や質問などがありましたら、是非お越しください。

○主な内容
  • パソコン、タブレットPC、スマートフォン等に関する質問・相談。
  • ソフトウェア、インターネット利用などに関する質問・相談。
  • フォトレタッチ(写真修正)の無料体験。
  • 子供向けプログラミングソフト「Scratch」の無料体験。
  • ビジネス型ソフトウェアの無料体験。
  • フォトレタッチ済みポストカードの展示・販売。
無料体験に関してはその場で簡単に出来る内容に限っております。
出来れば事前にご連絡頂けると幸いです。
今回は事前連絡があれば体験イベントも行いますので、御一報いただければと思います。
是非お越しください。

教室は菜畑にありますが、竜田川の菜の花がだいぶ咲いてきましたね。
地名の通り昔は菜の花が結構至る所に咲いていたように記憶していますが、最近は田畑も減って川沿いとかに群生しているものだけに野生の菜の花はなくなりつつありますね。
街として賑やかになると失うものも出てくるのかも知れません。

教室としては色々な方に出会う機会が増えているということなのでしょうけれどね。
竜田川の菜の花。
だいぶ咲いてきました。
奥の桜は終わりましたね。
春もドンドン過ぎていきます。

2014年4月10日木曜日

"note"~新しいタイプのSNS

note

最近話題の「SNS」(ソーシャルネットワークサービス)、"note"に登録してみました。

私のページ

SNSとはネットを介して人のつながりを構築するようなサービスで、FaceBookやGoogle+が有名ですね。
この"note"がそれらと異なるのは「様々なコンテンツを投稿出来、なおかつそれに値段を付けて販売できる」という点が挙げられます。
何と言うかネットショップ、細かく言えば「電子商取引サイト(Eコマースサイト)」の新しいカタチを実現したようなものです。

最近はフルデジタルの作品を作る作家も多いですが、そういう人が直接ユーザーに作品を販売できるという点で非常に使い勝手の良いサイトになるのではないでしょうか?

1年ほど前に話題になった"Gumroad"をSNSそのものにしたような感じですかね?

とりあえず手軽にネットを通じた商取引が出来るというのは、その敷居の低さも相まって、新しい流れを作り出すかも知れません。
出品手数料を無料化したYahooや楽天、全てが基本的に無料になっているBASEなど、ちょっと気が向いたらお店を作るなんていう時代が来ているのかも?

2014年4月3日木曜日

Office2013とOffice Online

実は昨年末に教室のPCにインストールしているMicrosoft Officeを2013に変更しました。
今月9日で長年使われ続けてきた2003の延長サポートが終了する事もあって、2013に移行している人も多いでしょう。
Officeは2007からリボンというタブを用いたインターフェースにかつてのメニューバー&各機能のバーを置き換えたものになっているので、2003から2013へ乗り換えた方はやや面食らっているかも知れませんね。

また、2013はインストールを完全にインターネットからのダウンロードによるものになっており、いわゆるクラウドサービスを前提とした作りになっているのも特徴的です。

そのクラウド対応の際たるものが"Office Online"です。
2013のインストールと初期設定の際にこのOffice Onlineのアカウント取得を促されるのですが、その際に登録しておくと、「Officeをブラウザ上で動くWebアプリとして使う」事が出来るようになります。

Office OnlineのWord Onlineでドキュメントを開いて編集している様子。
機能は限定されているものの基本的な操作は可能。

元々クラウド上のファイルサーバーであるSkyDrive(現・OneDrive)にある書類を利用する事は2010から出来ていたのですが、完全なオンラインでのアプリ利用が出来るようになっているのはなかなか便利です。
個人的にはこれだけでも充分に買いだったなと思っていたり。
何よりも、「Officeがインストールされていないパソコンでも使用できる」のが便利。
実際、上のWord OnlineはMacintoshのChromeブラウザ上で動作しているものです。
他にも、LinuxOSの一種PuppyのOperaブラウザ上でも動作を確認しています。(一部入力の際に問題があったりしますが)
なので、もし業務でOneDriveを用いる事が出来るのであれば、書類をアップロードしておいて、場所を選ばずどこでもブラウザさえあれば仕事が出来るという寸法です。

GoogleのGoogle Driveで新規ドキュメントを表示している。
Webアプリはこれから大きく発展している。

このようなWebアプリはやはりGoogle Driveの影響が相当大きいでしょう。
Googleドキュメントという名前でMicrosoft Officeと同じくワープロ・表計算・プレゼンテーションなどを無料でアカウントさえ持っていれば使えるようにしたこのコンテンツは後に様々なWebアプリケーションの登場を促します。
今では、文書作成だけでなく画像処理や動画編集、システム管理、プログラミングなど様々なアプリが利用出来るようになって来ています。
おそらく、将来的にはいくつかのアプリケーションは基本的にインターネット上で提供されるWebアプリが基本となって、パソコンにはインストールされない状態になってゆくだろうと思います。

MacのChromeブラウザでPowerPointのプレゼンテーションを開いた状態。
通常と同じくエフェクトのかかったスライドが表示できる。

2014年4月2日水曜日

桜満開そして新料金その他



教室近くの竜田川の桜が満開になっています。
最寄り駅の菜畑駅辺りから川沿いが桜並木になっています。
一年に一度、この季節は万葉の川は華やかになります。



4月になりまして、消費税率の変更という事で、教室の授業料も変更させていただきました。
4月より、1時間2,600円となります。
出張レッスンの場合は上記金額に交通費を追加で頂きます。

また、ご相談の際も業務発生の場合は1時間2,600円を頂きます。

また、無料相談会とは別に、たけまるホールでの「フォトレタッチ講座」「Scratch講座」「パソコン基礎講座」も考えております。
いつも相談会で利用している和室Aにて、2名または最小1名の人数が集まれば和室の使用申請を行い、授業をする形です。
コンピュータはご持参いただくか、こちらで用意できる2台を使う形になります。
お一人で受講されるよりもお友達と一緒に勉強したいという方には丁度良いかもしれません。
料金は上記と同じ1時間2,600円ですが、追加で和室の利用料金を頂きたいと考えています。(1時間820円程を人数と時間を踏まえて受講生の割り勘にしたいと思っています)

また、詳しい事は改めて告知いたしますが、この機会に新しい事も色々やって行きたいと思っております。

2014年3月29日土曜日

CG-ARTSよりお届けもの

委員を務めさせてもらっているCG-ARTS協会より新しい「マルチメディア検定試験」のテキストが届きました。
ITに関する技術は半年あれば相当進歩しますので、まめに内容を改定したりしないと、どんどん時代遅れになってしまいますからね。

高校生~大学生(もしかしたら小中学生も?)または社会人向けに作られているテキストで、やや難しい印象はあるかも知れませんが、現代のITの基礎的内容が多く含まれているので、受験はともかく読み物として面白いかと思います。

私はまだ未決定ですが、今年も「CGエンジニア検定試験」の試験対策授業を大学の方で行うかも知れません。

CG-ARTSの検定試験に興味がある方、受験を考えている方はフォロー出来ますので、御相談下さい。

今日は新規の受講希望の方の初回相談でした。
この時期は心機一転、新しい事を始めるには良い季節ですね。

昼過ぎに教室に来たのですが、道中とても暖かく、ウールのタートルネックだと汗が出ますね。

ところどころ、桜も咲き始めています。
竜田川はまだまだという感じですが...。来週辺りが満開でしょうか?
竜田川の菜の花はまだまだ。
どうも昨年の雨による増水で株が流されて減ってしまっているように思います。
まばらにしか咲かないかも知れませんね。

2014年3月26日水曜日

4月の相談会に関してお知らせ

本日、たけまるホールの方に4月の相談会のチラシを渡して来ました。
近いうちに置かれると思います。
もし、お知り合いでパソコンを習ってみたいと思われている方で、インターネットを使う環境がない方がおられれば、教えてあげて頂ければ幸いです。
4月からは若干授業料など変更する予定ですので、広報物も新しいものに変えて行きます。

【相談会を開催します】

4/19(土) 12:30~16:30
たけまるホール 研修室 和室A
生駒駅横の「たけまるホール」(旧・中央公民館)の和室にて行います。
パソコンやタブレットPC・スマートフォンなどに関して疑問や質問などがありましたら、是非お越しください。

○主な内容
  • パソコン、タブレットPC、スマートフォン等に関する質問・相談。
  • ソフトウェア、インターネット利用などに関する質問・相談。
  • フォトレタッチ(写真修正)の無料体験。
  • 子供向けプログラミングソフト「Scratch」の無料体験。
  • ビジネス型ソフトウェアの無料体験。
  • フォトレタッチ済みポストカードの展示・販売。
無料体験に関してはその場で簡単に出来る内容に限っております。
出来れば事前にご連絡頂けると幸いです。



教室の裏山にも春がやってきて色づき始めました。
いい季節です。

2014年3月25日火曜日

Puppy Linuxを使ってみてます

MacBook上に仮想PCを起動して動かしているPuppy Linux.
軽量なので問題無く動作する。

Windows XPがそろそろサポート終了でPCの買い替えなどが進んでいるようですね。
ですが、まだ動作するPCを捨てるのも勿体無いという方は思い切ってLinuxという別のOSをインストールするのはいかがでしょうか?

Linuxはオープンソースという開発手法で作られている基本ソフトでその殆どが無料で利用できます。
派生OSも数多く、多彩なOSを目的に合わせて選ぶ事が出来るのも魅力です。
例えば、皆さんが使っているAndroidもLinuxベースの基本ソフトです。

その中でインストールも簡単で、Windowsであれば共存でき、古いPCでも快適に動作するものの代表が「Puppy Linux」です。

ぱぴ~ふ~ど

Puppy Linuxに関する詳細は上記リンク先のページが詳しいのでご参照下さい。
初心者でも簡単に導入できるLinuxOSです。
(導入が楽と言われている「Ubuntu」よりも個人的には楽かな?)

基本ソフトですのでWindowsが使えれば問題無く操作できるでしょう。
やや難しい用語などが存在はするのですが、Puppyは比較的詳細に解説を記述してくれており、分かりやすいかと。

付属の表計算ソフト。
エクセル形式のデータの読み書きが出来るが、グラフなど一部機能に互換性がない。
しかし、かなり使える。

やはり不安はソフトウェアだと思うのですが、Puppyには最初から幾つかソフトウェアが付属しています。
ワープロ、表計算、ペイント、図形描画、もちろんインターネットブラウザなども。

メジャーなソフトでは無いものが多いのですが、ある程度の互換性もあり、使い方を考えればなかなか良い物が多いかと。

ブラウザは現在のバージョンはOperaを使用しています。
いくつかのWebアプリケーションが使えるのでクラウドサービスと連携してデータのやり取りなどをすれば更に活用の幅が広がります。

見た目を若干変更。
インターフェースのカスタマイズも可能。

PuppyはOSとしても結構面白くて、起動時にPCのメモリにシステムを全て読み込んでしまうのです。
軽量なので512MBのメモリでもそれで充分に動くほど。
昔のハードディスクがなかった頃のパソコンがBASICやDOSを一旦メモリに読み込んでから使うあの感じですかね?
まさに「クリーンコンピュータ」の後継者と言って良い?

メモリにシステムがあるのでHDDはほとんどアクセスしません。本当に外部記憶装置として使用します。

現在、教室の古いPCと個人使用のMacにインストールしてどこまで出来るのか試しております。

SIMフリーとは?その4

・今までの記事はこちら

●b-mobile X SIM
X SIM
昨年末に急遽b-mobileのSIMのユーザーにアナウンスされた新しいサービスがこの「X SIM」でした。
一見すれば「スマートSIM」のプランに高速通信が必ず付いた状態で、データ使用量の上限を超えた場合でも、以前よりもやや速い200Kbpsでの通信が出来るというサービスです。
また、価格が結構お得に抑えられており、「スマートSIM」ユーザーにとっては待ち望んでいたようなサービスです。

おそらくこのSIMは昨年半ばから急に増えて来たMVNOによる低価格SIMに対向するための製品だと思われます。

このようなタイプのSIMカードは日本通信を始め数社程しか販売していなかったのですが、NTTコミュニケーションズの参入から急激に増え始め、高速・低価格化が一気に進んでいたのです。

やはり背景には、スマートフォンの通信費の高さがあるかと思われます。
定額料金による高速通信は今は当たり前ですが、やはりその代わり料金設定が高めになっている点はユーザーにとってかなりの負担になっていたのだと思われます。
更には待ち受け時間やバッテリーの持ちなど従来の携帯電話と比較しても決して高性能とは言えないスマートフォンをデータ通信専用として、通話は携帯電話という風に2台持ちをする人も多く、割高な料金を払う必要があったりという事もあるでしょう。

安価でそこそこ使える通信環境は望むべくして登場してきたのだと思います。

「X SIM」ですが、最初は一日40MB分の高速通信が出来るサービスを使っていました。
接続し放題ながら150Kbpsの「スマートSIM」からすると、やはりIDEOS端末とは言え速さは実感します。
速度の上限は特に制限がないので、端末がLTEに対応しているとおそらく数十~100Mbpsという速度も多分出せるでしょう。

で、一日40MBの「プランN」だと、一ヶ月分で約1.2GBのデータ量が通信可能な訳ですが、どうも一日分の40MBをきっちり使い切らないといけないという強迫観念みたいなものが使っているうちにふつふつと出てきたのですね。
多分、私の使い方だと、一日に平均的に20~30MB程で、毎日余らせてたのです。
で、無理やり大量に通信するソフトを使ったりしていたのがどうも無駄かなとも思い始めて、最近一ヶ月600MBのプランに切り替えました。
現在、約半月ほど経過しましたが600MBの内150MB程しか使っておりません。
Operaブラウザのようなデータ通信量を軽減できるアプリを使っているせいもあるでしょう。
また、必要以上に通信を移動しながら使っていないというのもあるかも知れません。
現在、使用状況を自らリサーチしております。

●プラン変更
上記のようにSIMフリーにおけるサービスは絶対ではないですがプランの変更が月単位で出来るなど非常に柔軟で、使う量をプリペイドで払うものもあり、例えば子供用の端末にプリペイドでデータ通信量や使用期間などを制限しておくような事も可能です。
上手く使えば、モバイル通信において本当に必要不可欠な情報を取得する為に端末をネットに繋げる癖をつけるような「メディアリテラシー」教育にも役立つかも知れません。
一般的なキャリアのデータ通信サービスは使いたい放題という面で魅力的ではありますが、データの無駄遣いという側面も同時にある訳で、その点をしっかりとヴィジョンを持って「活用する」能力は今後必要になってゆくかと思われます。
SIMフリー端末のこのプランの多様性は自分の使い方に対して最適なサービスを選ぶ自由がユーザーにはあるという面で非常に魅力的です。
ただ、よく考えながら選ばないと失敗する事になりますので、あまり難しく考えたくない人は大手キャリアのプランに身を任せる方が良いかも知れません。

●続々増えるSIMフリー端末
SIMフリー端末自体が日本では数少ないものでしたが、最近は徐々に増えて来ました。
GoogleのNexusシリーズやAppleのiPhone。
FreetelやIDEOSと同じファーウェイのMedia Pad Lite,最近だとLenovoやASUS、Acerなどのタブレット端末やスマートフォンも始めからSIMフリーで発売されていたりしています。

機種が増えると目的に応じた選択の幅が増えて、よりニーズに合った端末を選ぶ事が出来るようになるかと思います。

個人的にはこのようなデジタルメディアの展開は非常に面白く、楽しいものなのですが、みなさんはいかがでしょうか?

マニアック過ぎる?かな?

2014年3月17日月曜日

相談会と新しい事

昨日、3月の相談会を行いました。
結果はイマイチな感じになってしまいましたが、次回、4月はまた色々考えて実施したいと思います。

ちなみに4月は4/19(土)の12:30〜16:30となっております。
場所はいつものたけまるホールの和室Aです。

月末には5月の開催予定も告知出来るかも知れません。

さて、今年の4月と言えばやはり消費増税ですね。
本教室も受講料・相談料を見直す予定です。
とは言え、べらぼうに値段を上げる訳ではないですが。

それを含め、授業・相談・イベントなどなど思いついては実行してきた事をこの際に一度整理して、きちんと体系付けたシステムを作っておかねばなぁと考えています。

詳しい事はまたこのブログで告知致します。

では、今後とも宜しくお願いいたいます。

2014年3月15日土曜日

明日は3月の相談会

明日は3月の「パソコンいろいろ相談」です。
いつも通り生駒駅前のたけまるホールの和室Aにて12:30~16:30で行います。
大事な事なので強調しておきました。

パソコン・タブレット・スマートフォン・ソフトやアプリやその他もろもろ、人に聞きたいけれど、相談相手がいないなど、この機会に何か解決出来るかも知れません。

また、当日はポストカードの展示・販売やフォトレタッチの無料体験なども行えます。

また、4月も4/19(土)の12:30~16:30で開催いたします。

是非お越しください。

ところで、SIMフリーに関する記事をこのところ書いておりますが、最近料金プランを変更して(こういうのが気軽に出来るのも長所ですね)一日の高速通信のデータ使用料を40MBにするものから一カ月の高速通信データ使用料金を600MBにしてみました。
というのも、私の使い方だと一日に40MB使い切らない場合が多いので無駄になる事が多いのです。結構ヘヴィに使い込んではいるのですが。
なので600MBを何日で使い切るのかちょっと試してみようかと思ってみたのです。
高速通信分が終了しても200Kbpsでの回線速度での接続は継続されますので、まぁ良いかなと。
昨年は150Kbpsで使ってましたからね。問題無く。

使い方とそれに見合ったプランが選べれば、無駄を出来る限り削れるのでいいかも知れません。

2014年3月9日日曜日

4月の相談会

先週末に確定申告に奈良税務署に行ってから、体調を崩しております。
目が妙にショボショボして涙が止まらない、頭がぼーっとするなどの症状から花粉症だと思われるのですが、この数年ではちょっとキツ目な感じですね。
段々と症状が歳を取るに連れて軽くなっていたのですが、久々に長期にわたる感じで参っております。

今年は花粉も少ないと聞いていましたが...。量はあまり関係ないのでしょうか?ね。

ところで、来週末3/16(日)は「パソコンいろいろ相談」です。
先月と同じく、生駒駅前のたけまるホールの和室Aにて行います。
12:30~16:30までやります。

前回のありましたようにタブレットPCに関するご相談やもちろんPCに関する質問などフォローできる限りいたしますので、お気軽にお越しください。
自由参加で無料です。

ただ、質問事項が多かったり、本格的なレッスンになりそうなものの場合は事前にご連絡頂けると幸いです。
あまりに長くなりそうであれば、時間を切ってポイントだけ押さえさせていただく形になるかもしれませんので。

また、当日は前回と同じくポストカードの展示販売、またご希望があればその写真の製作過程の体験などもやっておりますので。

そして、4月もこの相談会はやります。
4/19(土)の12:30~16:30で開催致します。

是非この機会にお越しください。

2014年3月5日水曜日

SIMフリーとは?その3

●スマートSIM980
スマートSIM
IDEOSに付属のU300の使用期限が終わったので、同じb-mobileの「スマートSIM980」にSIMを変更。
これは月毎の定額980円でデータ通信が利用できるSIMカードで、但し通信速度が150KbpsというU300の半分の速度。
U300で遅い回線でデータ通信を効率良く行う方法をなんとなく見出していたので、その半分でも上手くやれば使い物になるんじゃなかろうかという、ちょっと挑戦的な目論見と、どこまでコストパフォーマンスを向上できるかという点であえてコレにしました。
本当はもう一つ上のランクの1980にしようと思っていたのですが、まぁ、980を試してみて、やっぱり使えないと思ったら高速通信が使える1980に変えようと思っていたのです。
ですが、この980、思った以上に使えました。いや、私のモバイルの使い方なら充分なくらいでした。
150Kbpsという速度は大体、昔の携帯電話でのインターネット通信ぐらい。いわゆるMOVAやcdmaOneとか。ISDNの電話回線が126Kbpsだったはずなので、21世紀に入ったばかりぐらいのネット回線をイメージすると良いかも知れません。PHSを利用したノートPC用のデータ通信モジュールなんかも大体このくらいの速度でしたね。
...という事は、結構使えるんですよ。
出先でメールをチェックしたり、テキストベースのWebサービス、例えばツイッターやフェイスブックなんかを使う分にはあまり問題はありませんでした。
驚いたのは、IDEOS端末でもその他の端末でもそうでしたが、GoogleMapが意外に普通に使えるんですね。
航空写真のレイヤーを重ねると極端に重くなりますが、通常の地図表示であればほぼ問題ありません。
画像なんかはサーバー側である程度の圧縮処理をしているようで、若干軽量化されており、それも通信速度の体感が意外に速く感じる要因になっているかと思います。

私は更にメインブラウザとしてOpera miniを使用しました。
これは端末にWebページを読み込む際にOperaのサーバーを経由させてページのデータを徹底して圧縮し軽量化したものを利用するもので、体感速度がとにかく速い。動作が気持ちよくストレス無くこの「ナローバンド」な150Kbpsを利用するには最適のブラウザです。

ちょっとした工夫は必要ですし、無理は出来ませんが、自分にとって必要なモバイル環境やそれに寄って得られる情報はこの月額980円の低コストで充分に得られるのだと確信できました。
わざわざ1万円近い定額料金を払って無駄にデータのやり取りをする必要は自分には無いのだとも再確認しました。

そんな感じでモバイル機器を利用していた年末に、お年玉とも言えるニュースが飛び込んできました。
それは昨年急に拡大し始めたMVNOによる低価格高速通信に迫る新サービスにスマートSIMから料金そのまま移行できるという事でした。
それが「b-mobile X SIM」というサービスです。

...もうちょっと続く。

2014年2月26日水曜日

SIMフリーとは?その2

前回の続き。

●SIMフリー端末を導入した訳
私がSIMフリー端末を導入した理由は、出来るだけ安い通信費でMacBookやiPod Touchを出先で常時接続できる環境が欲しかったから。
実は今でもモバイル端末がフィーチャーフォンなので、テザリングで様々な機材をネット接続させるにはモバイルルーターの導入が必要でした。
特に当時はネットワーク環境の無い大学で授業を行ったりしていたので、参考資料的にネットを見せたり、また業務関連のメールなどをチェックしたりする事がなかなか難しかったのです。
契約しているキャリアのモバイルルーターを色々見ていても、結構割高で、なかなか踏ん切りが付かない状況だったのですが、知人がツイッターで「IDEOS」という端末の事を話題にしていて、「もしや、これは!」と調べてみて、結構理想に近いと思い、購入。
届いた翌日から移動トラブルで状況対応において大活躍してくれました。
この時、モバイル端末がインターネットの各種サービスに常に接続出来る状態の便利さを感じました。

●IDEOSという端末
IDEOS b-mobile版
私が購入したのは日本通信(b-mobile)のIDEOS。この端末はEMOBILEでも販売されていますが、日本通信版はニーズに合わせて様々なSIMを利用でき、また通信速度が低速なものだと非常にコストを抑える事が出来るのが魅力です。
購入時はモバイルルーター兼ちょっとしたスマートフォン代わりの端末というイメージでした。
OSはAndroid2.2。今ではかなり古い部類ですが、基本スペックの低いIDEOSには丁度かも知れません。
また、iOSと違って古いOSでも結構アプリが対応してくれるので、メチャクチャ不便という感じも今のところありません。Instagramなど新しいOSを求めるアプリは別でしょうけれど。
なので、普段から外出時のメイン端末として使っております。
小さいのであまり邪魔にもなりませんしね。
ただ、地図アプリでかなり現在位置がズレてしまうなどの低スペックならではの問題はありますが、これは「テザリング」で結構クリア出来たりしました。

●U300
b-mobile3G・4G U300
IDEOSに付属していたSIMは「U300」というb-mobileの代表的な低価格SIMでした。
これは一ヶ月使い放題で2980円という低コストを提供するタイプのSIMで、但し音声サービスは一切無し、また通信速度は300Kbpsというかなり遅いものになります。
この速度がどれ位のものかと言うと、FOMAやWINと言った携帯電話の通信速度が数Mbpsですので、その1/10以下程度の通信速度と考えていいでしょう。
じゃ、使い物にならないのでは?と思うかもしれませんが、IDEOS自体がそう高機能ではないので単体で使う分には「まぁ、こんなものか」と納得できる感じ。
それでも、メールやツイッター、GoogleMapなんかもそれなりに普通に使えます。
まぁ、なんせ、90年代からネットやってますからね、私は。当時はアナログモデムで28.8kbpsですよ。300kbpsなんて夢の高速通信ですよ。(笑)
それよりも、IDEOSをテザリングしてモバイルルーターにしてiPod Touch 4thやMacBookを接続した時、結構使い物になる体感速度だったのは驚きました。
やはりハードウェア性能がそこそこ高いと通信を効率良く処理できるのか結構快適に使えました。
更に、地図アプリでの「ズレ」もiPodやMacでは基本的に無く、IDEOS端末での不満点はテザリングによる外部機器の接続でほぼ解消出来ていました。
IDEOS付属のSIMは200日という長期に渡って使えましたので、これでAndroid端末の使い方、モバイル向けの様々なWebサービスの活用などを色々学習しました。

そうして、200日が経ち、SIMの利用期間が終わるために、次に新たなSIM「スマートSIM980」へと乗り換えるのでした。

...もうちょっと続く。

2014年2月23日日曜日

久々の相談会でした

相談会の様子

久々にたけまるホールでの相談会でした。

今回はポストカードの展示・販売も併せて行ってみましたが、色々課題が見えて来ましたね...。
次回は展示方法なども工夫してみたいと思います。

以前と違い、たけまるホールが改装後にやや集客・広報の面で難しく(図書室の撤退など一般の利用者が減る要因が大きい為)なり、どうなるかと思いましたが、とりあえずは少ないながらもいつも通りの展開ではないかなと。

会場設営中に興味を持って声をかけていただいた方などもおられまして、ほんの少しなのですが、このイベントを自腹切ってでもやる意味が何となく感じられたかも知れません。

特に今回はタブレットPCのセットアップに関してはご相談があった事が、今後の色々な意味での参考になり、非常に良かったと思っております。

パソコンに比べてパーソナルユースになるタブレットは初期設定が非常に面倒になりますからね。
iOSですら、簡単どころか、アカウントがなければ全然便利でないのが当たり前ですものね。
そして、このアカウント作成が非常に分かりづらいものに何故かなるんですよね...。

ただ、本格的にゼロからアカウントを作成したり、FaceBookなどのアカウントを追加したりなど、無料の相談会で行うには結構時間がかかりますので、出来れば事前にご連絡を頂くか、有料になりますが、ご予約を入れていただいた上で教室に来ていただくか、こちらからお伺いさせていただくかにして頂けると助かります。(長くても2時間程あればなんとかなると思います)

後、ポストカードを設置しながら思ったので、急遽会場にて告知したのですが、「フォトレタッチ体験」も無料で行います。
もちろん次回もやりますので、展示しているポストカードの制作手順を体験して頂く事が出来るかと。

次回は3/16(日)の12:30~16:30で開催します。
是非お越しください。お待ちしております。

2014年2月22日土曜日

明日は相談会です

明日は久々に「パソコンいろいろ相談」をたけまるホールにて行います。
時間は12:30~16:30までとなっています。
無料・出入り自由ですのでお気軽にお越しください。


当日は昨年11月にイベントで販売したポストカードの展示・販売も行います。


では、会場にてお会いしましょう。

2014年2月16日日曜日

2/23は相談会です

来週、2/23(日)は久々の「パソコンいろいろ相談」です。
パソコンだけでなくタブレットやスマートフォンなど様々なデジタル機器に関して出来る範囲でフォロー致します。お気軽にお越しください。

2/23(日) 12:30~16:30
たけまるホール 研修室 和室A

教室Webサイトもご参照ください。来月の相談会の予定もございます。

今日は教室に来ておりますが、別の業務がやや詰まっておりますので、そちらを優先して作業中です。予約もありませんので...。

なので、GIMPのトーンカーブSIMフリーの記事はもし余裕が出来れば一つぐらいは更新したいなと思っていますが...。
無理かも知れません。

そして、明日は夕刻より長居で出張レッスンです。
生駒市以外の方も出張対応しますので、お気軽にご相談ください。

2014年2月11日火曜日

SIMフリーとは?

最近、よく色々な所で話題に上がってくる「SIMフリー」ってなんなんでしょう?

実は私もSIMフリー端末のユーザーですので、約一年半程使ってきた経験で、ちょっと色々まとめてみます。

●SIMとは?
SIMカード(シムカード、Subscriber Identity Module Card)とは、GSMやW-CDMAなどの方式の携帯電話で使われている電話番号を特定するための固有のID番号が記録されたICカード。(Wikipediaの「SIMカード」の項より) 
携帯電話やスマートフォンに小さなSDカードのような部品を差し込んであるのを裏蓋などを開けたりすると確認できたりしますが、あのカードがSIMです。(auなんかだとUIMなど別の名前になっていたりもしますが)
あのカードには様々な情報が記録されており、それを元に契約している通信サービスを利用できるようになっているようです。
日本ではあまり意識しませんが、他国が地続きになっているヨーロッパなどでは国をまたいでのモバイル利用も必要で、その為、このカードを交換すれば一台の携帯電話で複数の国の通信サービスを利用できるようになるのです。
なので海外の携帯電話は基本的に仕様が合えばどの会社のSIMでも利用できる「SIMフリー」端末が多く、日本のように携帯電話会社(キャリア)毎に仕様が制限されているような事はあまり無いようです。

●SIMフリー端末
上記の事があり日本では各キャリアのサービスに従って携帯やスマートフォンを利用するしか無かったのですが、MVNOという業態が徐々に大きくなるに連れSIMフリー端末が日本でも出回り始めるようになります。
MVNOというのは簡単に言うと大手のキャリアの回線を借りて別のサービスを展開する通信業者で、元のキャリアと異なり安価なサービスを提供しています。
ただ、サービス自体がデータ通信に特化していたり、安価な分だけ通信速度が遅かったり高速通信のデータ量制限が少なめだったりという制限はあります。
音声通話を利用しないパソコンを外でネットにつなげて利用するユーザーのモバイル機器などに主に利用されていますが、そこに「SIMフリー端末」が投入されていきます。
私の愛用するSIMフリー端末「IDEOS」

おそらくキャリアから借りているSIMを携帯電話のような端末で利用するには元々のキャリアの端末を利用するのが手っ取り早いのでしょうけれど、キャリアも自社サービスがあるのにわざわざ同業他社へのハードウェア供給などしないでしょう。
で、SIMの仕様さえ合致すれば利用できるSIMフリー端末が使われるようになってきたのだと思います。
主には海外で端末を多く流通させている中国・台湾・韓国またはヨーロッパの機種が多く、国産モデルは殆どありません。
写真の「IDEOS」はイオンでも取り扱われていた比較的メジャーな端末で、単体でのスマートフォンとしての使用やテザリングによるWiFiとしての利用も出来る便利な端末です。
ただ、端末も安価なので機能的にはかなり低いものになっております。

私も知り合いのツイートでこの端末を知り、ちょっと必要を感じていた事もあったので購入して今でも欠かせないものとして使っています。

この他に数機種程度しかこのようなSIMフリー端末は無かったのですが、この一年半のうちにどんどん増えて行き、今ではあのAppleもiPhoneとiPadのSIMフリー版を販売するようになっております。

●安価なSIMカード
SIMフリー端末が急速に増えてきた理由の一つが「安価なサービス」を利用出来るという点だと思います。
日本通信の提供する「スマートSIM」。
三段階の価格設定があり、それぞれにサービス内容が異なる。

例えば、スマートフォンの利用者なんかだと、音声通話は殆ど使わず、データ通信だけしか必要ないのだけれど、音声・データの両方が料金に含まれているので割高になってるという人も多いかと思います。
また、通話も最近はIP電話や音声チャットなどを利用するユーザーも多いのでより割高感はあるでしょう。
更にはLTEのような高速通信は不要だという人や遅くてもいいから安い料金で利用したいという人もいるでしょう。
MVNOの提供するSIMは多様なニーズに合わせたサービスを提供するものが多く、「なんでも出来る」キャリアのサービスとは異なり、「自分が欲しいサービスを選ぶ自由」が近年受け始めているように感じます。

ただ、このようなSIMを使用する際の責任はユーザー自身に大きくあり、ある程度のネットワークなどに対する知識やサービスへの割り切りが必ず必要になります。
ですので、単に安価さだけを求めると大きな失敗になる可能性が高いものだと認識しておく必要はあります。

だいぶ長くなりましたので、続きはまた後ほど。

2014年2月9日日曜日

レタッチ入門~トーンカーブ序論

GIMP講座、レベル補正が一段落してそのまま放置しておりました。(汗
まぁ、実際のところ、あれくらいが出来るだけでも写真は劇的に印象を変える事が出来るのですが、より高度な処理が出来るものに「トーンカーブ」があります。
次はトーンカーブの解説をしていきます。

●トーンカーブとは?
トーンカーブはレベル補正をより高度に設定できるようにしたもので、使い方によっては明るさ・コントラストの修正だけでなく、「ソラリゼーション」のような特殊な画像処理もおこなう事が可能です。

ソラリゼーションの例。
フィルムで言うネガとポジが合わさったような状態になる。

高度な事が出来る反面、概念がやや分かりにくい物でもあるので、簡易レタッチソフトなどでは採用されていなかったりするのですが、使い方が分かればレベル補正以上の表現が行えるようになります。

●トーンカーブの構造
GIMPで使われているトーンカーブをベースにその基本構造を確認してみましょう。
メニューバーの「色」→「トーンカーブ」でダイアログを開く事が出来ます。

これがトーンカーブなのですが、正確には中央にある右上がりになっている直線がトーンカーブです。
このトーンカーブは線上の任意の場所をドラッグする事で曲げる事が可能です。
この場合は中央の部分をドラッグして上にカーブを作りました。
このようにカーブを作って画像の「明るさ」を変更するのが基本的な使い方になります。
ちなみにこの状態だと、画像は「明るく」なります。

その原理を確認してみましょう。

トーンカーブは下と左側にあるグラデーションの意味が重要になります。
下側のグラデーションは入力と言い、加工する前の画像の最も暗いピクセルから最も明るいピクセルへのトーンの変化を表しています。
トーンカーブの後ろに画像のヒストグラムがあるので、レベル補正の理論が分かっていれば問題無く読み取れるでしょう。
特徴的なのは「出力」のグラデーションです。
この出力は「トーンカーブで加工した後」の明るさを示すもので、この出力を基準に全体の明るさを変更して行きます。
 トーンカーブが直線状態の時は入力と出力のグラデーション上の明るさが同じであるため、画像に変化は起こりません。
では、これを中央の部分を上に上げるようにドラッグしてみます。
カーブの形が変わります。
すると、入力の明るさは変わりませんが出力が大きく上にドラッグした分だけ明るくなります。
このようにして画像の明るさを変えるのがトーンカーブです。

で、更に特徴的なのが、両端の部分です。
変更前と変更後のトーンカーブの画像のカーブ両端、つまり最も明るい部分と最も暗い部分が「動いていない」事に注目してください。
つまり画像は明るくなるのですが、全体に明るくなるのではなく、ドラッグした部分を中心に「全体のトーン(明暗の変化)を大きく変える事無く明るくなる」のです。

実際にどのように変化するかは、今後実例を挙げながら解説していきます。

今回はここまで。

2014年1月28日火曜日

いろいろ相談会の日程

前回お知らせしました久々の相談会ですが日程が確定しましたのでお知らせいたします。

2/23(日) 12:30~16:30
3/16(日) 12:30~16:30
たけまるホール 研修室 和室A

以前と同じように生駒駅横の「たけまるホール」(旧・中央公民館)の和室にて行います。
当日はフォトレタッチを施したポストカードの展示販売なども考えております。

パソコンやタブレットPC・スマートフォンなどに関して疑問や質問などがありましたら、是非お越しください。
また、写真加工やネット・ビジネスソフトの活用などのご相談などもお受けします。

チラシによる広報はこれからになりますが、先行してブログで告知いたしました。

よろしくお願いいたします。

2014年1月26日日曜日

相談会やります(予定)

まだ申請段階で確定ではありませんが、2月と3月に相談会を久々に行います。
時期的には2月末と3月半ばの日曜の午後で会場申請中です。
詳細は追ってブログで発表して行きます。

会場は以前と同じ「たけまるホール」の和室を予定しています。

今回はポストカードの参考出品・販売なんかもやってみようかと思っていたり。

ただ、再開後のたけまるホールの状況が以前とちょっと変わっている(ように思う)のでこれから行う広報活動も以前とは異なる手法を考えなければ。

とりあえず、御報告まで。

2014年1月16日木曜日

週末の開講予定

明日からの週末の開講ですが以下のようになります。
受講またはご相談のご希望の方はご注意下さい。

1/17(金) 開講不可
1/18(土) 午前のみ
1/19(日) 一日開講可能

変則的なスケジュールですが、ご了承下さい。

2014年1月8日水曜日

タブレットPCで何が出来るのか?

日常的に使っているコンピュータがタブレットになって久しいのですが、教室にもNexus7を導入した事もあるので、いわゆるタブレットPCでどんな事ができるのか紹介してみたいと思います。
あくまでも私の主観ですが。

●操作が直感的
パソコンと同じようなアイコンの並んだデスクトップ(ランチャーとも言います)が基本的に表示されており、指でアイコンをタッチしたりする事でマウスを用いるよりも直感的にソフト(アプリ)を使う事が出来ます。
画面を直接操作するのでATMや券売機のような感覚で使い易いと思います。

●文字入力も問題なし
パソコンや携帯電話のような物理キーボードはありませんが、文字などの入力の際には画面に仮想キーボードが表示されます。
日本語・アルファベット・数字・記号などの入力が可能で、キーボードの種類によっては様々な絵文字などの入力や拡張が出来ます。
また、携帯電話のようなテンキー表示にも切り替えたり、自分好みのデザインに変更できたりと使い勝手も自在です。

●もちろんネットも出来る
パソコンと同じホームページ閲覧用のブラウザも装備していますので、ネットに繋げてWebページを見たり、ネットショップで買い物をしたりなども出来ます。

ほとんどのタブレットPCは無線LANの使用が出来るようになっており、高速回線で快適にインターネットを利用できます。
また、機種によってはモバイルネットワーク、つまり携帯電話やスマートフォンと同じ移動体通信を使えますので、外出先でネットを利用する事が出来たりもします。
GPSやモバイルに対応した環境であれば地図アプリを用いて現在位置を調べたり、交通情報やナビゲーションを利用する事も可能です。
高速回線であればYouTubeなどの動画サービスを使う事もできます。
最近はHDの高画質動画の再生も可能な機種が多いです。
ネットのニュースなどをまとめて読む事の出来るアプリもあります。
アプリによっては記事をまとめてダウンロードして保存し、通勤・通学中に読む事が出来る物もあります。

●アプリで仕事効率化
パソコンよりも軽く持ち運びがしやすいので様々な業務をサポートする事が出来ます。
例えば、メモアプリで思いついたアイディアや気になる事をどんどんメモしたり出来ます。
取ったメモは自動的にパソコンなどと同期し、業務に活用できたりします。
また、手書きのメモを取る事の出来るアプリもあります。
本格的なオフィスワークをサポートするようなワープロや表計算など、いわゆるオフィス・スイートもアプリで対応できたりします。
機種によってはICカードの読み取りなどが出来たり、業務を効率化する様々なアプリが存在しています。

●画像を扱える
カメラ付きの機種やインターネット上のアルバムなどに接続できるものであれば、画像を読み込んで管理したり、加工する事も可能です。
デジタルカメラやパソコンから画像や動画を取り込んで利用できるものもあります。

●ソーシャルネットワークを楽しむ
FaceBook・LINE・mixi・Twitterなどのソーシャルネットワークを使う事にも適しています。
スマートフォンよりも画面が大きく広いのでタイムラインが見やすかったり、操作性が高くなっていたりしますので、よりサービスを活用できると思います。

●電子書籍や映像・音楽配信を利用する
電子書籍の購読など様々な配信サービスを楽しめます。
7インチ型のタブレットであれば本を読むのには最適な大きさですし、タブレット一台に何冊もの書籍や雑誌を入れて持ち歩ける利便性があります。
また、映画やドラマ、音楽などの配信サービスもあり、購入した映画を見たり、音楽を聞いたりなど、様々なメディアを再生する機械として使えます。

●色々なアプリでもっと便利に
タブレットにはアプリという形で様々なソフトを導入できます。
これらを活用する事で色んな事が一台で出来るようになります。
例えば、ラジオアプリを入れるとタブレットがラジオ放送受信機になります。
AM/FM各局をインターネット回線経由のクリアな音声で楽しむ事が出来ます。
もちろん、ゲームソフトも充実しています。
様々なジャンルのゲームが配信されています。

このようにタブレットPCはパソコンと同等、または機動性を用いてそれ以上の活用が可能なデジタルツールです。
その上、使い勝手の良さもあり、年齢を問わず人気があります。

もし、ご興味をお持ちいただきましたら、お気軽にご相談下さい。
基本操作からサポート致します。

2014年1月3日金曜日

ベクターグラフィックス

個人的にアップロードしているYouTubeの動画にこんなものがあります。
これは80年代後半に当時使っていたパソコンで作ろうとしていたゲームの画面です。
当時はOSのような形でプログラミング言語「BASIC」が使用されており、これもその BASICでプログラミングして作っています。

で、動画のコメントの中に「超高速中間色ペイントルーチン」というのがあり、ちょっと気になったので調べてみました。

「超高速中間色ペイントルーチン」は「ハイドライド」シリーズで有名なT&Eソフトのゲーム「スター・アーサー」シリーズで採用されていたグラフィック描画処理の事のようで、8色しか表示できなかった当時のパソコンで多くの発色を実現する技法のようです。

実はその「超高速中間色ペイントルーチン」というのは個人的に知らなかったのですが、おそらくこのグラフィック描画の処理がそのように見えたのでしょう。

どうも「超高速中間色ペイントルーチン」はアセンブラ、いわゆる「マシン語」で記述されているものらしいですが、コンピュータネイティブの言語であるアセンブラは難易度が高く使えなかったので、BASICの画像描画機能を私は使っています。(おそらく使用していたFM77AV40という機種の高速画像処理のせいでアセンブラで書いたように見えてしまっているかもしれません)

では、どのようにして画像を描いているのか?

現在のCGのほとんどが「画素(ピクセル)」に依存しているのに対して、80年代のパソコンは「座標」で描く方法を特にBASIC言語においては主流でした。
座標という事は「点」を画面に打つという事であり、PSET(ポイントセット)などの命令文での記述が該当します。
座標に打たれた点と点を繋ぐと「線」が出来ます。LINE文などの記述が該当します。
線を繋いで行って、最終的に始点と終点を繋いで閉じた場合、閉じられた線の内側には「面」を作成できます。
つまり、座標での描画というのは「点・線・面」を用いるという事なのです。

実際どう作業していたかというと、先ず手書きで絵を描きます。
描いた絵の上に薄手の方眼紙を置きます。
絵の特徴的な「点」に相当する座標を方眼紙に描きつつ、その横・縦の座標を記録していきます。
記録した座標をLINE文で繋げて描画し線分を作っていきます。
閉じた線分の内側をPAINT文で塗りつぶします。

このような工程を経てCGを描画しているのです。

さて、ここで問題になってくるのは色です。

当時の多くのパソコンは8色のみの表示がほとんどでした。
これは三原色「赤」「緑」「青」と混色による「黄(赤+緑)」「水色(緑+青)」「紫(赤+青)」と「白(赤+緑+青)」と全ての原色の発色が無い「黒」の8通りの色という事になります。(ちなみにこのような混色を「加法混色」といいます)
この色不足をフォローする為に例えば赤黒赤黒...のように色の点描を繰り返せば暗い赤が表現出来る事からこの8色の表示パターンを作ってあたかも多色表示しているように見せかけるのです。
一部のBASICのPAINT文にはこのパターンによる塗りつぶし機能が使用出来、私もこれを利用して描画しています。

このようにして作成されたCGは今のピクセルベースのデジタイザ画像と比較すると非常に荒いものになりますが、逆にCGそのものという味があり、面白い印象を今では与えるのかもしれません。

そして上記の「座標」によるCG描画を「ベクターグラフィックス」と言い、現在ではAdobe IllustratorなどのグラフィックソフトやOfficeの図形描画などでもその手法は利用されています。

このプログラムにはまだまだ色々語るところはあるのですが、それはまた後ほど。

2014年1月1日水曜日

明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
昨年は後半から相談会が出来なくなったり、他業務との兼ね合いで開講する時間が上手く取れなかったりと不完全燃焼気味な点や運営における現実的な問題点などが見えて来た一年でもありました。
また、教室というものがどのようなスタンスであり得るべきなのかも考えさせられる点も多くありました。

今年はそれらを踏まえてより運営に勤しんで参りたい思います。

今後とも宜しくお願い致します。

2014年1月1日
代表 谷口弘師