2012年8月26日日曜日

チラシはける

今日は奈良の「まめすず」さんに行って来ました。

こちらには以前、当教室のチラシを10枚程置いていただいていたのですが、今日聞いたところ、全て貰われていったそうです!
さすがに有名なお店ですね...。それにしても驚きました。

持って行って頂いた皆様、ありがとうございます。
ご連絡お待ちしておりますので、いつでもお気軽にメール・電話していただけると嬉しいです。

教室は生駒の菜畑ですが、出張もしますので。

宜しくお願い致します。m(__)m


「まめすず」さんは本当にいつ行っても落ち着ける雰囲気のお店ですね。
本当に素敵なところです。

簡単プログラム01 Scratchを使う


またまた久々の更新です。
なかなか落ち着いて作業できない日々が続いてまして。

GIMP講座も中途半端なのですが、以前個人ホームページで公開していた「Scratch」の簡易マニュアルを随時掲載してみたいと思います。

元々のものはPDFファイルで今もここにあるのですが、ブログで読めるようにしてみます。

非常に面白いソフトウェアですので是非お試しを。

もちろん教室でも教えますよ。

--- ここから ---

Scratch プログラミング

・ ”Scratch“とは

MIT で開発されたプログラミング入門用開発システム。
主に小学生などを対象に、プログラミングが誰でも簡単に行えるように設計されている。

公式サイト:http://scratch.mit.edu/


・ キャラクタを動かしてみる

まず、プログラムを起動するたびにキャラクタが横に進むというものを作ってみましょ
う。
そのためには、プログラムを起動、つまり旗のアイコンをクリックするたびにキャラク
タが動けば良いというわけです。

まず、旗をクリックした際に動くという事をキャラクタに設定します。

スプライトのエリアで「スプライト1」を選んでください。

ブロックの切り替えボタンで「制御」を選択します。



その中の「旗がクリックされたとき」というブロックを隣のエリアに配置します。
これで「スプライト1 にプログラムを起動した際に何かをさせる」という設定が出来ま
した。

次に、旗のアイコンを押すたびに横に移動するという命令を追加します。

ブロック切り替えボタンの「動き」を選択してください。



その中の「x 座標を10 ずつ変える」をスクリプトエリアに配置します。
その際に、先程のブロックの下にくっつけるように配置します。



配置したら、旗のアイコンをクリックしてみてください。
クリックするたびにキャラクタが移動するはずです。

では、さらに繰り返しの機能を使って、10 回ボタンを押したのと同じだけ進むように
プログラムしてみましょう。



上の画像のようにブロックを配置してみてください。

これは、ボタンを押す→x 座標の位置を進める→これを10 回繰り返す→10 回繰り返し
たら、全てのプログラムを終了する、という命令を書き込んだ事になります。

2012年8月13日月曜日

久々更新。そして近況。

久々のブログ更新になりますね。
そろそろお盆を迎えて、夏の盛りから残暑へと向かう中、いかがお過ごしでしょうか?

約一ヶ月前の7月中旬が、もう数ヶ月前にも感じるくらい、私の時間感覚は正直狂いつつありますね。
その位、個人的にはいろんな事が始まったり終わったり、出現したりという感じです。
なので、一日の業務が終わると自宅で気絶するようにぶっ倒れて、気が付いたら深夜という状況が基本になってしまっています。
巷はオリンピックで盛り上がっていますが、「ああ、そんなのもやってるんだっけ?」という状況です。

先週は教室での授業が無かったので、週末は「やるべき業務のみ」行なって、後に回せるものはやらないようにして、頭の中と体をリセットするようにしました。
が、これを書いてる現在、深夜です。(苦笑)

ところで、先日気付いたのですが、教室ホームページへのアクセスが先月末から結構増えてきているのです。
と言っても、全くゼロに近い状況から一日に数人が来てくれる様になったという感じなのですが。
でも、そのほとんどが新規訪問者で、リピーターでないというのも驚きます。
これは少しずつ教室の認知がされているということなのでしょうか...。
だとすれば嬉しい事なのですが。

教室ホームページは、とにかく最低条件を満たした状態で見切り発車で公開、Googleのサービスを使って見た目よりも更新の簡単さとモバイルへの対応を優先した状態です。
なので、訪問者が増えつつあるのであれば、ちょっとは色を付ける必要があるんでしょうねぇ。
全ての運営を一人で行なっていますので、どう取り掛かれるか、考えないと...。

ところで、こんなつぶやきを目にしました。

HyperCardはMacintosh用のアプリケーションで「オーサリングツール」と呼ばれていたものです。
今で言うとAdobe Flashなどが相当するでしょうか?
90年代のマルチメディアコンテンツの作成を支えていたソフトの一つです。
私も元々オーサリングを学生時代からやっていて、仕事としても幾つかのコンテンツ作成を行ったり、作品を作ったりしていました。
ただ、利用していたのはHyper Cardではなく、Macromedia社のDirectorというソフトでしたが。

時代がWebの時代に変わって行くに連れて、HTMLのようなWebページ作成言語やFlashのようなアニメーションプラグインソフトの時代に移り変わり、オーサリングツールはWebベースのものに姿を変え、私のようなクリエイターは「レガシー」な過去のものになってしまいました。
これがデジタルの恐ろしいところですね。
常に勉強をしていないと、どんどん取り残される感覚。
最新がアッと言う間に過去になる時間の速さ。
とにかく情報をドンドン得て、勉強するしか無い。

そう、勉強です。

当教室は今、結果として数名の受講者がいまして、下は小学生から上は80代目前の方まで幅広くそれぞれのニーズに合わせた授業を行なっております。
そうやって、皆様の「生涯学習」のお役に立てればと思っております。

という事で、GIMP講座も滞る中(汗)、今回はここまで。
おやすみなさい。

2012年7月29日日曜日

一生涯勉強か...

毎週土曜に初の受講生の方のパソコン基礎授業を行なっていますが、今週タイピングをしてもらったところ、入力時間が半分でミスも一桁前半に抑えるという非常に好成績。
フリーのタイピングソフトで自宅学習してくれたようで、眼を見張るほどの進歩です。

この方、数週間前までは全くキーボードを使った事がない状態。先週の段階ではまだキーの位置の把握が覚束ない状態でした。
ですが、一週間自主トレして、ちゃんと成果を出してくるというのは...。素晴らしいです。

授業後、少し雑談していたのですが、何とお歳が79歳。もうすぐ80になると。

いやー、凄いです。
仕事で使う事があるのでという事で教室に来てくれたのですが、まさかそのような年齢だったとは。
(私はあまり年齢にこだわらないので個人情報の中に年齢を調べていなかったのです)

人間、一生涯勉強ですよ。

私もよくネガティブになって、色々諦めそうになるので、反省ですね。


教室の看板がだいぶヘタって来てたので、しっかりとした作りのものに変更しました。
とは言え、以前と同じようなラミネートした物をアクリル板に貼りつけただけなんですが。
強力タイプの両面テープにガムテープみたいな色が付いていたのはちょっと誤算でしたね...。
ま、でも、しっかりした分、見栄えも良くなったし、存在感もあるし。
もっともっと、看板関係は色々やってみたい事もあるんですが、少しずつ実現してみようと思っています。

先ずは、軽率ながら「何かやる」事から。ですかね。

2012年7月25日水曜日

レタッチ入門~レベル補正その2

久々にレタッチ入門を更新します。
今回は実践編。

5.レベル補正・実践


レベル補正機能を使って写真の補正を行なってみましょう。

1.  明るすぎる画像(露出オーバー)の修正


この写真は全体的に白っぽく撮影時の光の量(露光量)が多い状態であった事が分かります。
写真は黒から白への階調(トーン)が充分にある方が良いのでこの写真を適正な露出に変更します。

・メニューバーの「色」を選び、項目から「レベル」を選びます

・ヒストグラムを確認すると、暗いピクセルが「無い」事が分かります。明るすぎる画像の場合はこうなっている事が多いです。



・左側の黒のスライダをヒストグラムが始まる所まで移動させます。以前解説した通り、黒のスライダのある所が最も暗いピクセルになるので、ヒストグラムの左端のピクセルはグレーから黒に変わります。



・画像に黒いピクセルが出来たので、画像に陰の階調が出来ます。
左が補正後、右が補正前。
左側の影の部分に黒が目立つようになっているのが確認できる。



陰の階調が出来ると画像が黒く引き締まるので力強く程良い明暗が出来ます。
ヒストグラムは基本的に右端が白、左端が黒になるように調整して適正な明るさを指定します。

2012年7月21日土曜日

久々の近況

ちょっとブログ更新が滞っておりました。
妙にバタバタした状況が続いておりまして、いま丁度一区切りついたところです。

教室の方は7月に入って少しずつですが運営が動き出しました。
ちょうど本日最初の受講生の第2回目の授業を行ったところです。
まだまだパソコンを楽しんで使ってもらうまでは時間がかかりそうな感じなのですが、お互いに焦らず、じっくりと進めて行きたいと思っています。
特にタイピングに関してはキーボード慣れしていないという事もあって何とか使いこなしたいという意志が強くあるような感じです。
そういう本人の強い意志があれば何でも出来るようになると、私は信じております。

その他の受講希望者の方の面談も終わり、月末から来月頭にかけても色々始まりそうな感じです。
また、請け負いで行っている講師業も徐々に忙しさを増しており、授業運営・計画などやる事は増えてきています。

ですが、まだまだ教室は受講生募集しています。

夏休みにも入りましたので、この機会にちょっとパソコンで色々出来るように勉強してみたいという方はぜひご連絡ください。
スケジュールはホームページ上で確認できます。
現在は平日夕方が結構空いてます。
夕方になって少し涼しくなってから、いかがでしょうか?

しかし、考えている事は色々あるんですけどね。
例えばどこかの会場を借りて、簡単なフォトレタッチ講習会とか。
どの位集まるかは分かりませんが...。
ニーズあります?そういうの。

2012年7月11日水曜日

初めての受講生が...

ちょっとバタバタしていてなかなか更新できませんでしたが、実は色々な事がありました。
特に教室に関係する事では、ついに初めての受講生が来てくれました。
ご自分でPCを所有されているのですが、独学で何とか使えている状態なので、ちゃんと使えるようになりたいとの事。
色々お話を聞いて、今後の授業の方針を決定し、現在カリキュラムの考案中です。
授業開始は今週土曜から。
少しずつですが動き始めた感じがあります。

こうやって色々な事が始まりながら、逆に色々な事が消えても行く。

何か少しそんな事も思いながら、日々を生きております。

今週末にも受講の面談があります。
夏休みに向けて、パソコンの勉強してみませんか?

詳しくはホームページにてご確認下さい。

一段落したらまた、GIMP講座を再開しましょうかね?

2012年7月3日火曜日

レタッチ入門~レベル補正その1

教室の看板が日に焼けて早速色褪せてました。
また、このところの雨や風でかなり傷んできてもいます。

しかし、7月に入ってついに教室運営が本格化、つまり受講生が誕生しそうな状況なので本腰入れて頑張らねばというところです。


結構軽率に見切り発車したところもあるので、少しずつ軌道修正をかけて行かないとなぁ。


と、近況を書いた所で、また、見切り発車なGIMP講座です。
ではでは。

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レタッチ入門編


写真を修正してみよう(色調補正編)


・レベル補正とヒストグラム


GIMPにはデジタル画像の色味や明るさなどを修正する様々な機能が備わっています。この機能を用いて色調補正という作業を行ってみましょう。 
レベル補正とは画像の明るさの分布の修正です。画像の明るさの分布というのは、画像を構成している画素(ピクセル)がそれぞれどの程度の明るさを放っているのかという分布になります。これらの画素に最大・最小の明るさや中間の明るさなどを指定する事で画像を明るくしたり、暗くしたり、また、明暗のコントラストを強調したり、一定以上の明るさを均一にしたりという処理が行えます。
このレベル補正と切っても切れないのが、ヒストグラムという画素の明暗の分布図です。(図)
ヒストグラムは画像に使われている画素の明暗の数を黒(暗)から白(明)のグラデーション上に分布したグラフの様なものです。このヒストグラムで明るさを変更する事でレベル補正を容易に行う事が出来ます。
具体的な操作を説明します。

画像ウィンドウ上部のメニュー欄に「色」と書いてある項目があります。これを選択して、中から「レベル...」と書かれている項目を選んでください。

「レベル」というパネルが表示されます。この中の黒い山のようなグラフがヒストグラムです。
ヒストグラムの下に黒・グレー・白の3種類の三角形があります。この三角形を一般的に「スライダー」と呼びます。このスライダーを動かすことでコントラストの調整などを行う事ができます。

1.ハイライトの設定


画像の明るい部分の調整をしてみましょう。

レベルパネルのヒストグラムの右下の白い三角のスライダをマウスでドラッグして左に移動させてみてください。

スライダを動かす前と比べて白く明るい部分が非常に強調されているのが分かるでしょうか。
この白いスライダーは移動させた位置より右側にあるヒストグラムの明暗(階調・トーン)を全て最大の明るさである白に変更するという機能を持っています。つまり、明暗のあった部分を単一の白という色・明るさに変更したため白い部分が増え、画面に明るさ(ハイライト)が増したのです。

2.シャドウの設定


では、白のスライダを元に戻して左側の黒のスライダを同じくドラッグして右にずらしてみましょう。

先程とは逆に、暗い部分が強調された画像になっているのが分かるでしょうか。
黒いスライダーは移動させた位置より左側にあるヒストグラムの明暗を全て最大の暗さである黒に変更するという機能を持っています。つまり明暗のあった部分を単一の黒という色・明るさに変更したため黒い部分が増え画面に影(シャドウ)が増したのです。

3.中間調の設定 


更に黒のスライダを左に戻して、真ん中のグレーのスライダを動かしてみましょう。

この画像では左の方に移動させていますが、画像を見ると影になっていた部分が明るくなっているのが分かると思います。
グレーのスライダは中間調を表すものです。中間調とは白と黒が半々の状態で混色された「中間の明るさ」を意味し、このスライダのあるヒストグラムの位置(明るさ)が明暗の半分の位置になります。
上の画像のように中間調のスライダを左に動かすと、右側の広くなったヒストグラムの部分が「明るい色の分布」となり、左側が「暗い色の分布」となる。すると、画像全体では明るい色の分布が増え、暗い色が減るので画像自体は明るくなるのです。そして逆に動かすと画像は暗くなります。
中間調は明るさの配分を変更するので、白・黒のスライダで画像の明るさを変更するのとは全く異なった結果になります。

2012年7月1日日曜日

レタッチ入門〜GIMPを使ってみる

レタッチ入門編〜GIMP

2.GIMPで出来る事

デジタル画像はソフトウェアを使う事によって様々な編集を行う事が出来ます。そのソフトウェアの一つがGIMPです。

GIMPはオープンソースという形でインターネット上で公開されており、我々は無償で入手し使用できます。

デジタル画像の色合いや明るさを変えたり、画像から一部分を切り取って別の画像に貼り付けたりなど様々な画像処理を行うことが出来ます。
また、GIMPでの様々な操作はAdobe Photoshopなどのプロユースのソフトウェアと共通する点も多く、デジタル画像の基本編集概念を学ぶのにも非常に良いソフトと言えるでしょう。


GIMP
http://www.gimp.org/

3.GIMPのインターフェース

GIMPの各部の機能を確認しましょう。



1.ツールボックス
GIMPで使用する様々な「ツール(道具)」が準備されています。
ツールはアイコンをクリックする事で選択できます。
ツールには描画や彩色の出来るブラシや画像の任意の部分を選択するマーキーなど色々な物が揃っています。
また、ツールボックス下部のオプション項目で選んだツールの詳細な設定をする事も可能です。

2.画像ウィンドウ
GIMPを用いて開いた画像を表示する部分です。
また、ツールボックスには入っていない様々な機能を選ぶ事が出来ます。
データの保存、色調の補正、フィルタ処理、レイヤー操作などはここから行う事が可能です。

3.ドック
幾つかの機能をまとめたタブが組み込まれています。
主にはレイヤー、チャンネル、パスなどの画像合成に使用するものとブラシサイズやグラデーションのバリエーションなど描画に関するものなどが表示されています。
高度な画像処理を行う際には必須の機能が集められています。

GIMPはこれらのインターフェースを使いながら様々な画像処理を行っていきます。
詳しい使い方は追々説明して行きます。

2012年6月28日木曜日

レタッチ入門〜デジタル画像の特徴

少しずつですが、教室で教える内容に関する概論的な記事をアップしてみたいと思います。
余り後先考えずに軽率に行なっておりますので、何かご意見やご指摘などあればコメントして頂ければと思います。


では。


レタッチ入門編

1.デジタル画像の特徴

デジタルカメラやパソコンで画像を使う時、その画像は「デジタル画像」というものになっています。

デジタル画像とは、鉛筆や絵の具のような画材を用いて描かれる「アナログ画像」と違って、データを用いて描かれる画像と言えます。

パソコンに表示される画像はたくさんの点の集まりによって色と形を表現しています。
この点の事を「画素」または「ピクセル」と言います。

画素には「赤」「緑」「青」の色の光を表示する機能があり、それぞれの色の光が真っ黒から一番明るい色の発光まで明るさを変化させる事が出来るようになっています。
色の明るさは段階があって通常で0から255という256段階の値で区切られており、赤・緑・青それぞれに与えられた段階の光が画素の中で混ざり合い様々な色を表現します。
この色の作り方を「加法混色」と言い、表現できる色数は約1600万色以上。これは人間が認識できる色数より多いので写真のような現実の風景をモニタ画面上で再現できるのです。

また、画素の数が多ければ多いほど、画像はきめ細やかになります。
このきめ細やかさの事を「解像度」と言います。
解像度は「dpi(dot par inch)」という単位で表し、これはデジタル画像の1インチ四方にいくつの画素があるのかを表しています。
この数字が大きければ大きいほど画像はより細やかな表現を行えるようになります。

これらの事から、デジタル画像は画素の数とその扱う色の段階(これを階調といいます)でその美しさが決まる事が分かります。
左の画像を拡大したものが右のものです。
四角く区切られたピクセルが確認できます。